
岡山県備前市で開催される「備前焼祭り」に行ってきました。
今回は、陶器が好きな妻の希望もあり、家族で参加することにしました。私自身はそれほど陶器に詳しいわけではありませんが、妻がマグカップを持っていたことから、自分用にもほしいと思っており、一度は行ってみたいイベントでした。
実際に行ってみると、たくさんの作家さんの作品を見比べながら買い物を楽しめるだけでなく、窯の見学やグルメ、子供向けの遊び場などもあり、想像以上に楽しめました。
今回は、備前焼に詳しくない私が実際に参加して感じた魅力や、電車でのアクセス、子連れで楽しめたポイント、購入した備前焼などを紹介します。
備前焼祭りの基本情報
備前焼祭りは、岡山県備前市伊部(いんべ)地区を中心に開催される、備前焼を楽しめる大規模なイベントです。
今回で開催42回目を迎える歴史あるお祭りで、土日の2日間で約10万人が訪れるとされる大きなイベントです。
普段はそれぞれの店舗や窯元を訪れなければ見られない作品を、一度に見比べられるのが魅力。お皿やマグカップといった日用品から、花瓶やオブジェなどの作品まで、幅広い備前焼に出会えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 備前焼祭り |
| 開催場所 | 岡山県備前市伊部地区 |
| 主な会場 | JR伊部駅周辺、駅前通り、周辺の窯元・店舗など |
| 開催日 | 例年10月の土日 |
| 入場料 | 無料 |
| アクセス | JR赤穂線「伊部駅」周辺 |
| 駐車場 | 臨時駐車場など。事前予約・利用条件は開催年ごとに要確認 |
※開催日や時間、駐車場の利用方法、催しの内容は年度によって異なる場合があります。訪問前には最新の公式案内を確認してください。
備前焼祭りに行ってみた!会場の様子と楽しみ方
電車でのアクセスがおすすめ!子連れでも快適に移動できた
今回は小さい子供がいるため、最初は車で行こうと考えていました。
ところが、駐車場が事前予約制となっており、伊部駅周辺の駐車場もすでにいっぱいだったため、車で行くのは断念。最終的には電車で向かうことにしました。
ただ、当日はどれほど混雑するのか予想できず、ベビーカーも持っていたため、電車が満員だった場合に大丈夫なのかという不安もありました。
実際、行きの電車は満員状態。小さな子供を連れての移動だったので少し心配していましたが、結果的には電車を選んで正解でした。
車内では周囲の方が積極的に席やスペースを譲ってくださり、子供が大泣きしてしまったときも、笑顔で接してくれる方が多く、とてもありがたかったです。
もちろん、混雑した車内では周囲への配慮が必要ですが、今回の移動では嫌な思いをすることなく、安心して伊部駅まで向かうことができました。
さらに、備前焼祭りの会場は伊部駅周辺が中心です。駅に着いてから長距離を移動する必要がなく、駅前の通りを出ればすぐにお祭りの雰囲気を楽しめます。
開催日には臨時ダイヤで電車の増便も行われていたため、アクセス面でも便利に感じました。
駐車場の確保や会場周辺の交通渋滞を気にしなくて済むことも考えると、備前焼祭りへ行くなら、電車を利用するのがおすすめです。
↓伊部駅を降りた際のホームです。電車は超満員でしたが、みんな楽しいイベントを控えていたためか、イライラ感は全くありませんでした。

10時頃に到着!駅前には備前焼のブースがずらり
伊部駅に到着したのは午前10時頃。
駅周辺にはすでに大勢の人が集まっており、駅前の通りは多くの来場者でにぎわっていました。


メイン会場となっている通りには、作家さんや店舗ごとにブースが並び、さまざまな備前焼が販売されています。
お皿やコップなどの普段使いできる食器はもちろん、動物のオブジェや大型の花瓶まであり、作品の種類は想像以上に豊富でした。
普段、備前焼を購入しようと思うと、窯元や陶器店を個別に訪れたり、インターネットで探したりする必要があります。しかし、備前焼祭りでは多くの作家さんの作品を一度に見比べられます。
同じ備前焼でも、色合いや形、模様、質感などに違いがあり、それぞれの作家さんの個性が感じられるのも面白いところです。
陶器に詳しくない私でも、ブースを見て回るだけで十分楽しめました。
そして、妻はさっそく気になる作品を物色。もともと陶器が好きということもあり、あちこちのブースを見比べながら、楽しそうに買い物をしていました。







通常よりお得に購入できる!福袋や割引も魅力
備前焼祭りの魅力は、作品の種類が豊富なことだけではありません。
今回訪れて特にうれしかったのが、普段の販売価格よりもお得に購入できる商品が多かったことです。
各ブースではさまざまな作品が販売されており、普段の店舗販売よりも手に取りやすい価格に設定されているものもありました。
備前焼というと、作家さんの作品や大きな花瓶などは高価なイメージがあるかもしれません。しかし、実際に会場を回ってみると、日常使いの食器から手頃な小物まで、幅広い価格帯の商品が見つかります。
また、福袋を販売している店舗もありました。通常価格に換算すると販売価格の倍以上の商品が入っているものもあるとのことで、まとめて備前焼を購入したい方には魅力的です。
もちろん、福袋は中身を自由に選べない場合もあるため、好みの作品をじっくり選びたい方は通常の商品を中心に見て回るのもよいと思います。
わが家もいろいろなブースを見て回り、気に入ったものを少しずつ購入しました。




500円の「B-Pass」はお得!抽選にも参加できた
会場では「B-Pass」というクーポンも販売されていました。
価格は500円で、対象店舗で提示すると、商品が20%OFFになるクーポンとして利用できます。繰り返し利用も可能です。
例えば、対象商品を3,000円分購入した場合、20%OFFなら600円の割引になります。500円の購入費用を考えても、3,000円以上の買い物をするなら元が取れる計算です。
さらに、B-Passを購入すると、会場で実施されていた抽選にも参加できました。
そして、なんとわが家は2等に当選!
備前焼の小物をいただくことができました。
クーポンによる割引に加えて、抽選でも備前焼をもらえたので、わが家としては500円を払った価値が十分にあったと感じています。
B-Passは事前購入だけでなく当日購入もできるため、会場である程度買い物をする予定なら、チェックしてみるのがおすすめです。

メイン通りの外にも店舗がたくさん!伊部の町全体で楽しめる
駅前のメイン会場をひと通り見たあと、さらに奥の道へ進んでみました。
すると、メイン通りを離れても人通りは多く、周辺には備前焼を扱う店舗がたくさん並んでいました。
私はこれまで伊部周辺をじっくり歩いたことがなかったのですが、実際に訪れてみると、想像していた以上に焼き物のお店が多くて驚きました。
備前焼祭りの会場だけに店舗が集まっているというより、普段から備前焼が地域に根付いていることを感じられる町並みです。
お祭りの期間中は、普段の店舗巡りに加えてイベント会場も楽しめるため、備前焼の魅力をまとめて味わうことができます。
メイン通りのブースを見て回るだけでも十分楽しめますが、周辺の店舗にも足を延ばしてみると新しい発見があると思います。

無料で窯を見学!備前焼の製造現場を知る貴重な体験
今回、個人的に意外なほど面白かったのが、窯の見学です。
備前焼祭りでは、黄薇堂(きびどう)さんの窯が無料で開放されており、実際に見学させてもらうことができました。
備前焼を購入する機会はあっても、実際に焼き物を作る窯を見る機会はなかなかありません。
見学ではスタッフの方が説明してくださり、窯の使い方や備前焼に使われる土、焼成に使用する木などについて、さまざまな話を聞くことができました。
陶器に詳しくない私にとっても、普段使っている食器がどのように作られるのかを知ることができ、とても新鮮な体験でした。
備前焼は、釉薬を基本的に使わず、土や焼き方によって生まれる色合いや模様を楽しむ焼き物です。実際の窯や製造に関する話を聞くことで、完成した作品を見るだけではわからない魅力にも触れられました。
こうした見学は、普段の買い物ではなかなかできません。
作品を購入することだけが目的なら見逃してしまうかもしれませんが、せっかく備前焼祭りに来たのであれば、こうした催しにも参加してみることをおすすめします。




キッチンカーや休憩スペースも充実!食事や休憩も楽しめる
備前焼祭りは、焼き物の販売だけでなく、飲食やイベントも充実していました。
会場にはキッチンカーや地元の名産品などを販売するお店が出店しており、食べ歩きも楽しめます。
また、休憩できるスペースもいくつか設けられていました。周辺にはコーヒーやパフェなどを楽しめる喫茶店もあるため、買い物の途中でひと息つくこともできます。
備前焼のブースをひとつずつ見て回ると、思っていた以上に時間がかかります。特に、気になる商品が多いと、あちこち歩きながらじっくり見比べたくなるものです。
そのため、途中で座って休める場所や飲食できるお店があるのはありがたいポイントでした。
来場者は中高年の方も多く、ゆっくりと会場を回っている様子が印象的でした。もちろん混雑する時間帯もありますが、無理に一度で全部を見ようとせず、自分のペースで楽しめるのはよいところだと思います。
子供向けのキッズエリアも!ダンスイベントも楽しめた
小さい子供を連れて参加するうえで気になっていたのが、子供が退屈せずに過ごせるかという点でした。
大人にとっては、さまざまな備前焼を見て回るだけでも楽しい時間ですが、子供にとっては長時間の買い物が退屈になってしまうこともあります。
その点、今回の備前焼祭りでは子供向けのキッズエリアが用意されていたのがうれしいポイントでした。
エア遊具もあり、両親の買い物に付き合って少し疲れてきた子供も、楽しく遊ぶことができました。
大人が焼き物を見て回る時間と、子供が遊ぶ時間を分けられるため、家族で訪れる場合にも助かります。
また、メインの通りではダンスイベントなども行われていました。
目の前で披露されるダンスには迫力があり、焼き物の買い物とは違った楽しみ方もできます。
備前焼祭りという名前から、焼き物の販売が中心のイベントをイメージしていましたが、実際には飲食やステージイベント、子供向けの催しなどもあり、家族みんなで楽しめるお祭りでした。



実際に購入した備前焼を紹介!
合計10点で8,200円!想像以上にお得な買い物ができた
今回、わが家が購入したのは、合計10点です。
| 購入したもの | 点数 |
|---|---|
| お皿 | 4点 |
| コップ | 1点 |
| 花瓶 | 1点 |
| 小物 | 4点 |
| 合計 | 10点 |
購入金額は、B-Passも含めて合計で8,200円でした。
こうして振り返ると、なかなかの買い物量です。会場には魅力的な作品が多く、店舗ごとに違ったデザインの商品が並んでいるので、ついあれもこれもと欲しくなってしまいました。
一番高かったのはマグカップで、価格は2,400円。以前から欲しいと思っていたものなので、今回の目的をしっかり達成できました。
さらに、大きめの花瓶も1,000円で購入できました。サイズのある花瓶がこの価格で手に入ったのは、とてもお得に感じました。
備前焼は、ひとつひとつ色合いや模様が異なるため、実際に手に取って選べるのも魅力です。
同じ用途の商品でも形や雰囲気が違うので、どれにするか迷う時間も楽しいものでした。

マグカップを購入!子供もお気に入りを見つけた
私は今回の目的だったマグカップの購入できました。以前から欲しいと思っていたものなので、お気に入りの一品が手に入り大満足です。
また、子供は犬のオブジェのガチャガチャを楽しんでいました。子供にとっては、食器を見て回るよりも、こうしたかわいらしい作品のほうが興味を引かれるようです。
大人は食器を選び、子供も自分なりの楽しみを見つけられたので、家族みんなで満喫できました。
備前焼祭りに参加して感じたこと・まとめ
今回、初めて備前焼祭りに参加してみましたが、想像していた以上に楽しめるイベントでした。
陶器好きの妻の希望で訪れたものの、実際には作品選びだけでなく、窯の見学や飲食、ダンスイベントなど、さまざまな楽しみ方がありました。
特に印象的だったのは、普段なかなか見る機会のない多くの作家さんの作品を、一度に見比べられることです。お皿やコップといった日用品から、花瓶やオブジェまで幅広い商品が並んでおり、見て回るだけでも十分に楽しめました。
さらに、通常よりもお得に購入できる商品や、B-Passによる割引などもあり、買い物の満足度も高かったです。
小さい子供を連れての参加でしたが、電車でアクセスしやすく、キッズエリアや休憩スペースもあったため、思っていたよりも快適に楽しめました。車でのアクセスは駐車場の確保が課題になりやすいため、可能であれば電車での来場を検討してみるとよいと思います。
備前焼祭りは、陶器が好きな方はもちろん、あまり詳しくない方でも楽しめるイベントです。子供向けの催しもあるため、家族でのお出かけ先としてもおすすめできます。
今年の開催は終わってしまいましたが、わが家としては、ぜひ来年も参加したいと思えるお祭りでした。
岡山県内で秋のお出かけ先を探している方や、備前焼を実際に見て選んでみたい方は、次回の開催に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
