
最近、子どもがiPadでお絵描きをしたがることが増えてきたため、ダイソーで販売されているiPad対応のスタイラスペンを購入してみました。
価格は税込1,100円。Apple Pencilのような高機能なペンと比べると圧倒的に安く、ネット通販で販売されている安価なスタイラスペンと比べても手を出しやすい価格です。
今回求めていたのは、細かな筆圧検知やプロ向けの精度ではなく、子どもがお絵描きに使える程度の基本的な機能。その点では想像以上にしっかり使える製品でした。
実際にiPad 第8世代で使ってみた感想を中心に、良かったところや気になったところを詳しく紹介します。
ダイソーのiPad用スタイラスペンを購入した理由
今回スタイラスペンを購入した一番の理由は、子どもがiPadでお絵描きをする機会が増えてきたことです。
指でも絵を描くことはできますが、細かい線を描いたり色を塗ったりするなら、やはりペンがあった方が使いやすそうです。
とはいえ、子どものお絵描き用途なので、高価なApple Pencilを用意するほどではありません。
求めていた条件は、
・iPadで普通に線が描ける
・手を画面につけても使える
・面倒な設定が必要ない
・ある程度バッテリーが持つ
・壊れても大きなダメージにならない価格
といった程度でした。
そこで見つけたのが、ダイソーで販売されている税込1,100円のスタイラスペンです。
100円ショップの商品として考えると1,100円は少し高く感じますが、スタイラスペンとして見るとかなり安価です。
Amazonなどで販売されているノーブランド系・中華系のスタイラスペンでも2,000円前後の商品が多いため、1,000円台前半で購入できるのは魅力的でした。
子ども用や、初めてスタイラスペンを使ってみたい人にとって、かなり試しやすい価格帯だと思います。


ダイソーのスタイラスペンを実際に使って感じたメリット
実際に使ってみると、1,100円という価格から想像していた以上にしっかり作られていました。
特に良かったのは、単純に「安い」だけではなく、日常的に使いやすい機能がきちんと揃っているところです。
1,100円という価格がとにかく魅力
最大のメリットは、やはり価格です。
税込1,100円なので、スタイラスペンとしてはかなり安価です。
高価なペンを購入しても、子どもがどれだけ使ってくれるかは分かりませんし、落としたり無くしたりする可能性もあります。
その点、1,100円であれば比較的気軽に使わせることができます。
「まずはスタイラスペンを使ってみたい」というエントリーモデルとしても選びやすい価格です。
ネット通販で安価な商品を探す方法もありますが、ダイソーなら店舗で見つければその場で購入できます。
送料などを気にせず購入できる点も便利です。
ペアリング不要ですぐに使えた
今回、少し古いiPad 第8世代で使用しています。
使用前はBluetooth接続などの設定が必要なのかと思っていましたが、実際にはペアリングなどの面倒な作業はありませんでした。
スタイラスペンの電源を入れるだけで、そのままiPadで使用できます。
子どもが使いたいときにも、
「電源を入れる」
↓
「そのまま描く」
というシンプルな使い方ができます。
毎回Bluetoothの設定画面を開いたり、接続状態を確認したりする必要がないのは便利です。
安価な製品だからこそ、このくらいシンプルな方が使いやすいと感じました。
パームリジェクションに対応している
安価なスタイラスペンですが、パームリジェクションにも対応しています。
パームリジェクションとは、ペンで文字や絵を描いているときに、画面に置いた手のひらを誤操作として認識しにくくする機能です。
実際に使ってみても、画面に手をつけながら普通に描くことができました。
お絵描きでは手を浮かせたまま描き続けるのは大変なので、子どもが使う場合でもかなり重要な機能だと思います。
1,100円という価格ながら、こうした基本機能をしっかり備えている点は好印象です。
電源が物理ボタンなのが良い
個人的にかなり気に入っているのが、電源ON・OFFに物理ボタンが採用されているところです。
以前、ネット通販で購入した安価なスタイラスペンを使用したことがあります。
その製品はタッチ式の電源ボタンだったのですが、しばらく使っているうちにタッチ部分の反応が悪くなり、最終的には電源を入れられなくなってしまいました。
スタイラスペン本体は使えそうなのに、電源が入らないため使えないという残念な状態です。
その経験もあり、今回は物理ボタンであることに安心感があります。
ボタンを押した感覚があるため、電源が入ったかどうかも分かりやすく、子どもでも扱いやすいです。
非常に地味な部分ですが、長く使うことを考えると意外と重要なポイントだと思います。
小型ディスプレイでバッテリー残量を確認できる
価格を考えると意外だったのが、本体に小型ディスプレイが搭載されていることです。
このディスプレイで、
・電源のON・OFF
・バッテリー残量
・充電状態
などを確認できます。
安価なスタイラスペンでは、LEDランプの色だけで状態を判断するタイプも少なくありません。
バッテリー残量が数字などで確認できると、「あとどのくらい使えそうか」が分かりやすくなります。
子どもがお絵描きを始めた直後にバッテリーが切れてしまう、といった状況も防ぎやすくなります。
1,100円という価格を考えると、かなり頑張った仕様ではないでしょうか。

充電端子がUSB Type-C
充電端子にはUSB Type-Cが採用されています。
最近はスマートフォンやタブレット、イヤホン、モバイルバッテリーなど、多くの製品がUSB Type-Cになっているため、新しく専用ケーブルを用意する必要がありません。
安価なガジェットでは、現在でもmicro USBが採用されている商品を見かけます。
そのため、1,100円の商品でもしっかりUSB Type-Cを採用しているのはありがたいところです。
わが家でも普段使っているUSB Type-Cケーブルをそのまま使えるため、スタイラスペン専用のケーブルを増やす必要がありません。

USB Type-C端子にカバーが付いている
さらに細かい部分ですが、充電端子にはカバーも付いています。
端子がむき出しになっている製品も多い中で、ホコリやゴミが入りにくい構造になっています。
特に子ども用として使う場合、机の上だけでなくリビングや床などに置かれることも多いため、充電端子を保護できるのは安心です。
決して大きな機能ではありませんが、実際に使ってみるとこういった細かな部分がありがたく感じます。
最大約8時間使えるバッテリー
バッテリーは最大約8時間使用できる仕様です。
子どものお絵描き用途で8時間連続して使うことはまずないため、わが家の使い方であれば十分です。
少し絵を描いたり文字を書いたりする程度であれば、毎回充電する必要もありません。
さらにフル充電まで約45分と比較的短時間なのも便利です。
仮にバッテリーが少なくなっていても、少し充電しておけばすぐ使えるようになります。
価格を考えれば、バッテリー性能についても大きな不満はありません。
実際に使って感じた気になるところ
コストパフォーマンスの高いスタイラスペンですが、もちろん高価な製品とまったく同じというわけではありません。
実際に使っている中で感じた気になるポイントもあります。
描画時に若干の表示ラグがある
一番気になったのは、ペンを動かしたときの表示に若干の遅れを感じることです。
ペン先を動かした後から、ほんの少し遅れて線が表示される感覚があります。
ただし、線そのものが途中で途切れたり、大きく欠けたりするわけではありません。
実際に描いた内容はしっかり反映されているため、子どものお絵描き用途ではほとんど気にならないレベルです。
一方で、イラスト制作や細など、ペン先と画面表示の追従性を重視する用途では気になる可能性があります。
このあたりは、1,100円という低価格な製品らしい部分です。
Apple Pencilなどの上位製品と比べるのではなく、価格相応と考えた方が良いでしょう。
交換用のペン先は付属していない
購入時に装着されているペン先は1本だけで、交換用のペン先は付属していません。
しばらく使う程度であれば問題ありませんが、長期間使い続ける場合はペン先が摩耗する可能性があります。
子どもが使う場合は、大人よりも強く画面に押し付けることも考えられるため、ペン先の状態は定期的に確認した方が良さそうです。
長期間使う予定であれば、交換できるペン先が用意できるかについても確認しておくと安心です。
付属品を最低限にすることで1,100円という価格を実現していると考えれば、個人的にはそれほど大きなデメリットではありません。
ダイソーのiPad用スタイラスペンはどんな人におすすめ?
実際に使ってみた印象として、このスタイラスペンは高性能を求める人向けというより、「最低限しっかり使えて、できるだけ安いものが欲しい」という人に向いています。
特におすすめなのは、
・子どものお絵描き用に使いたい
・初めてスタイラスペンを購入する
・Apple Pencilほど高価なものは必要ない
・簡単なメモや文字入力に使いたい
・Bluetoothのペアリングが面倒
・USB Type-Cで充電できるものが欲しい
・パームリジェクション対応の安価な製品が欲しい
といった人です。
反対に、本格的なイラスト制作など、ペンの追従性や細かな精度を重視する人には物足りない可能性があります。
今回のように「子どもがお絵描きをする」という用途では、むしろ高性能すぎる必要はありません。
万が一紛失したり壊したりしても、高価なペンに比べれば精神的なダメージが小さいのも大きなメリットです。
ダイソーのスタイラスペンを使ってみたまとめ
ダイソーのiPad用スタイラスペンを実際に使ってみましたが、税込1,100円という価格を考えると、かなり使いやすい製品だと感じました。
USB Type-C充電、パームリジェクション、小型ディスプレイ、物理式電源ボタンなど、普段使いで欲しい機能は一通り揃っています。
iPad 第8世代でも、特別なペアリングをすることなく電源を入れるだけで使用できました。
描画時には若干の表示ラグがありますし、交換用ペン先が付属していないといった部分はあります。
それでも、子どものお絵描きや簡単なメモ程度であれば十分です。
特に「スタイラスペンを試してみたいけれど、数千円出すのはちょっと……」という人にとって、1,100円という価格は非常に魅力的です。
わが家のように子どものiPadお絵描き用として使うのであれば、高価なスタイラスペンを買う前に、まずダイソーの商品を試してみるのも良いと思います。
