
数年前にプラモデル好きの親戚からドイツの大型軍用乗用車ホルヒのプラモデルをもらいました。その後、子供が生まれたりで中々プラモデル製作ができていなかったのですが、少し時間ができたのでトライしてみました。商品の紹介と合わせて、簡単にレビューさせて頂きます。
今回のプラモデルに関して。
タミヤから発売されている1/35 ドイツ 大型軍用乗用車 ホルヒ タイプ1aのキットになります。発売は1975年5月発売と今から50年前のかなり古いキットです。
古いキットですが、現行で販売されており、価格はAmazonで1000円ほどでした。比較的安いですね。

キットとしては第2次世界大戦時のドイツの兵員輸送車です。兵員輸送以外にも、対空車両としてやサーチライト車など幅広く活躍したようです。
この車両を製作したホルヒ社は戦前はベンツと肩を並べる高級車メーカーとして知られていたようです。1932年にワンダラー、DKW、アウディとともにアウト・ウニオンの名で企業連合体を組織しましたが、敗戦によってソビエトに接収されDKW、アウディは復活しましたが、ホルヒは蘇らなかったようです。
そんな有名な自動車メーカーだとは知りませんでした。。。
開封
キットに加えて説明書が日本語と英語それぞれでありました。車両の説明に関しては、開発の背景や歴史に加えて、生産台数や主な用途など細かく記載されていました。
こういうのは読んでいるだけで楽しいですよね~





パーツ数はランナー3枚とクリアパーツ1枚です。昔のキットなだけあってそこまで多くは無いです。サクサク組んでいけるかと思います。デカールも1枚のみで少なめでした。

製作
まずは素組です。昔のキットなだけあって、組み合わせが悪い部分があって少し苦労しました。写真では撮れていないですが、車体下部のシャーシなどかなり細かく作られていて、見えない部分にもこだわった設計になっています。
また、このキットは幌を閉じた状態と開いた状態の2つを再現できます。差し替えも可能なので後から交換もできます。良くできていますね。ただ、私は今回は閉じた状態のみで製作しました。
タイヤもちゃんと回転するので、完成後に走らせることもできます。
兵隊は運転手の1人のみです。せっかく兵員輸送車なので、何人か付けてくれると嬉しかったですね。ちなみに、1/48のホルヒは全部で6人の兵隊が付いてきます。


なんとなく色を塗って、ウェザリングカラーのグランドブラウンで汚して完成。
汚した後にデカールを張ったので、デカールの部分がかなり白くなってしまいました(笑)デカールも古いキットだからかかなり脆くなっていて、破れそうになりそうでヒヤヒヤでした。
サイズ的には100均のケースに入れるとピッタリのサイズ感です。




まとめ
簡単にドイツ 大型軍用乗用車 ホルヒ タイプ1aに関して、商品の紹介と製作レビューをしました。サクサク組めましたし、久々のプラモデルだったので結構楽しかったのです。ただ、やっぱり小さい子供がいると中々落ち着いてできないですね。まだ積みプラがたくさんあるのでドンドン進めていきたかったのですが、少しづつ取り組んでいこうと思います。
50年前のキットですが、価格も安く、幌の交換ができたり、車体下面の細かい造形などもよくできていると思いますので、興味があればぜひ組んでみてください。