
今回は、私が普段から愛用しているミラーレスカメラ OM SYSTEM「PEN E-P7」 を紹介します。
普段の生活の中でふとした瞬間を撮影したいと思うことはありませんか?
子どもと公園で遊んでいるとき、外食で美味しい料理に出会ったとき、旅行先の何気ない風景など、日常には撮りたい瞬間がたくさんあります。
しかし、大きくて重いカメラだと「今日はいいか…」となってしまい、結局持ち出さなくなってしまうことも多いですよね。
そんなときに活躍してくれるのが PEN E-P7 です。
コンパクトで持ち運びやすく、日常のスナップ撮影にぴったりのカメラ。
この記事では、実際に長く使用して感じた 良い点・気になる点・おすすめレンズ まで詳しく紹介していきます。
購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
OM SYSTEMとは?
PEN E-P7を紹介する前に、簡単にメーカーである OM SYSTEM について触れておきます。
PENシリーズといえば、これまで Olympus(オリンパス) のカメラとして知られていました。
しかし、オリンパスは主力事業である医療機器分野へ経営資源を集中するため、カメラ事業を 日本産業パートナーズ(JIP) に売却する決断をします。
その結果、
- 2020年:OMデジタルソリューションズ設立
- 2021年:カメラブランド 「OM SYSTEM」 誕生
という流れになりました。
「OM SYSTEM」という名前には、
常に困難なことに挑戦し、新しい価値を生み出し続ける
という意味が込められているそうです。
私自身、もともとOlympusのカメラを愛用していたので、事業売却のニュースを聞いたときは正直かなりショックでした。
知人にもオリンパス関係者がいたのですが、社内でも残念がる声が多かったそうです。
調べてみると、オリンパスのカメラ事業は 1936年から続く80年以上の歴史 がありました。
それほど長い歴史を持つ事業を手放すというのは、経営的にもかなり大きな決断だったのではないかと思います。
ただ、OM SYSTEMになってからは
- 新製品の投入
- レンズの開発
- 各種キャンペーン
なども積極的に行われており、ブランドとしてはむしろ以前より活発な印象もあります。
現在 マイクロフォーサーズ規格 は
- OM SYSTEM
- Panasonic
の2社が中心となって支えています。
コンパクトで機動力の高いシステムとして魅力的な規格なので、今後もさらに盛り上がってほしいですね。
PEN E-P7の基本情報
PEN E-P7は 2021年6月25日発売 のミラーレスカメラです。
PENシリーズの特徴である コンパクトなデザイン を受け継ぎながら、最新の画像処理エンジンなどを搭載したモデルとなっています。



スペック
| 発売日 | 2021年6月25日 |
| 型式 | マイクロフォーサーズ規格準拠レンズ交換式カメラ |
| 記録媒体 | SD、SDHC(UHS-I / II)、SDXC(UHS-I / II) |
| 撮像画面サイズ | 17.4mm×13.0mm (マイクロフォーサーズ) |
| 撮像センサー | 4/3型Live MOS センサー |
| カメラ部有効画素数 | 約2030万画素 / 総画素数 約2177万画素 |
| アスペクト比 | 4:3 |
| 防塵対応 | スーパーソニックウェーブフィルター (SSWF: 超音波防塵フィルター) |
| 静止画記録画像形式 | JPEG、RAW(12bitロスレス圧縮)、JPEG+RAW |
| 静止画記録画像サイズ | RAW: 5184×3888 JPEG: 5184×3888~1280×960 |
| モニター形式 | 3.0型チルト可動式液晶 (静電容量方式タッチパネル)、約104万ドット(3:2) |
| シャッタースピード | 1/4000~60秒 |
| ISO感度(標準出力感度)AUTO | LOW(約100相当)-6400 |
| ISO感度(標準出力感度)マニュアル | LOW(約100相当)、200-25600 |
| 手振れ補正 | ボディー内手ぶれ補正 (撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正) |
| 動画 | 4K、FHD、HD |
| ハイスピード撮影 | 120fps(1280×720 / MOV) |
| メモリーカード | シングルスロット |
| 大きさ | 118.3mm(W)× 68.5mm(H)× 38.1mm(D) |
| 質量 | 337g (CIPA準拠、付属充電池およびメモリーカード含む) |
サイズ感としてはかなりコンパクトで、スマートフォンより少し厚いくらいの感覚です。
購入した理由
私がこのカメラを購入した理由は、とてもシンプルです。
とにかくコンパクトで持ち出しやすいカメラが欲しかったから。
もともと私は、同じマイクロフォーサーズの
E-M1 Mark II
を持っています。
このカメラも決して大きいわけではないのですが、日常的に持ち歩くには少しハードルが高いと感じていました。
私がカメラに求めていたのは、
- 日常スナップ用
- いつでも持ち出せる
- 小さいバッグにも入る
という 機動力重視のカメラ です。
そこで見つけたのがこの PEN E-P7 でした。
さらに魅力だったのは
既存のマイクロフォーサーズレンズがそのまま使えること。
新しくレンズを揃え直す必要がないのは大きなメリットでした。
購入前は
Panasonic GF10
とも迷いましたが、
- PENシリーズへの憧れ
- 発売時期の新しさ
などを考えて、最終的にE-P7を選びました。
私の使い方
私の主な用途は 日常スナップ撮影 です。
具体的にはこんなシーンで使っています。
- 子どもと公園で遊ぶとき
- 家族で外食するとき
- 散歩中の風景
- ちょっとしたお出かけ
出かけるときは 小さめのポシェットやショルダーバッグ に入れて持っていきます。
このサイズ感だと、
「カメラを持っていくぞ」
と構える必要がなく、スマホ感覚で持ち出せるのが魅力です。
ストラップは最初ハンドストラップを使っていましたが、
子どもの世話をしながらだと少し使いづらかったため、現在は ネックストラップ にしています。
子どもを抱っこするときはカメラを背中側に回せるので、この使い方が一番しっくりきています。
長期間使っていて良い点・気になる点
良い点
軽量・コンパクト
やはり一番の魅力は サイズと軽さ です。
レンズ込みでも 500g以下 に収まることが多く、かなり軽いです。
冬ならアウターのポケットに入ることもあります。
最近はフルサイズやAPS-Cでも小型化が進んでいますが、それでも マイクロフォーサーズのコンパクトさは別格 だと感じます。
カメラは「持ち出してこそ意味がある」ので、この機動力は本当に大きなメリットです。やっぱり一番はこれにつきますね!冬ならアウターのポケットにも入る勢いです。
アームレストのホールド感
ちょうど親指の部分にアームレストが付いているのですが、このアームレストが非常に便利です!
この小さな突起があることで
- 両手撮影
- 片手撮影
どちらでも安定してカメラを持つことができます。
見た目はシンプルですが、しっかり考えられた設計だと感じました。
チルト液晶もあると便利
使用頻度はそこまで多くありませんが、
- 家族での自撮り
- ローアングル撮影
などで チルト液晶 は役立ちます。
個人的にはバリアングル液晶だとさらに良かったですが、それでもあるとないでは大違いですね。
内臓フラッシュもあると安心
普段はあまり使いませんが、内蔵フラッシュ があるのは安心です。
暗い場所では明るいレンズを使うことが多いですが、
「どうしても暗い」
という場面ではやはり助かります。
気になる点
どんなカメラにも弱点はあります。
実際に使って感じたポイントも正直に書いておきます。
ファインダーがない
これは一番大きなポイントです。
E-P7は EVF(電子ファインダー)がありません。
晴れた日の屋外では
- モニターが見にくい
- 撮影に集中しにくい
という場面もあります。
それ以上に、
ファインダーを覗いて撮るというカメラらしい体験ができない
という点が個人的には少し寂しいです。
次にカメラを買うなら ファインダー付きモデル を選びたいと思っています。
充電がMicro-USB
これはかなり残念ポイント。
今の時代にMicro-USB。
スマホもタブレットもType-Cになっているので、旅行のときなど
このカメラのためだけにケーブルを持つ必要があります。
できればType-Cにしてほしかったですね。
プラスチック筐体によるチープさ
ボディ素材はプラスチックなので、
持ったときに 少しチープな印象 はあります。
ただし、
- 軽量化
- 価格
を考えると仕方ない部分でもあります。
遠目では分からないので、個人的には許容範囲です。
おすすめのレンズ
Panasonic DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K

私がE-P7で一番よく使っているレンズがこちらです。
ライカ監修の単焦点レンズで、
フルサイズ換算 30mm相当 の画角になります。
この焦点距離が絶妙で、
- 広すぎない
- 狭すぎない
日常スナップに非常に使いやすいです。
焦点距離の感覚
- 12mm → 少し広すぎる
- 25mm → 少し狭い
その中間である 15mmがちょうど良い と感じています。
子どもの撮影でも距離を取りすぎる必要がなく、自然な写真が撮れます。
明るいレンズで室内も安心
F1.7と非常に明るいレンズなので、
- 室内
- 夜の街
- 結婚式
などでも問題なく使えます。
実際、友人の結婚式に持って行きましたが、暗い会場でも十分活躍してくれました。
コンパクトで相性抜群
このレンズの良いところは サイズのバランス。
PEN E-P7に装着してもコンパクトなままで、
システム全体の軽快さを損ないません。
質感も金属で高級感があります。
描写もシャープで、色のりもとても良いのでお気に入りのレンズです。
※詳しいレビュー記事も書いているので、気になる方はぜひそちらも見てみてください。
【日常スナップにおススメ】LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. レビュー
まとめ|気軽に持ち出せる最高のスナップカメラ
今回は OM SYSTEM PEN E-P7 を紹介しました。
気になる点もいくつかありますが、それを差し引いても
「買ってよかった」と思えるカメラです。
カメラはスペックも大事ですが、それ以上に
どれだけ持ち出せるか
が重要だと感じています。
その点でE-P7は
- 軽量
- コンパクト
- レンズ交換可能
というバランスが非常に良く、日常スナップにはぴったりのカメラです。
「本格的なカメラを持ち歩きたいけど、大きいのはちょっと…」
という人には、とてもおすすめできる1台だと思います。
この記事がカメラ選びの参考になれば嬉しいです。

