
GW期間の中日の平日に家族で関西万博に行ってきました。なのですが、残念ながら朝から雨が降っており、微妙な天候でのスタートとなりました。幸い午後からは晴れたのですが、その際の状況について共有します。
万博当日の予報が雨で行くのを悩んでいる人の参考になればと思います。
当日の実録レポートや効率的に回るコツなど、その他の万博記事も作成しましたので参考に見てみてください。↓
【関西万博】次に行くならこうするぞ 子連れで効率的に回るコツ!
当日の予約状況
最初に当日の私の状況について説明します。
参加人数は家族で行ったので私と妻と子供の3人で行ってきました。子供がまだ2歳なので、小さい子供を連れての参加になります。
事前のパビリオンの予約に関しては、7日前抽選、3日前空き枠予約もすべて外れて、無謀にも予約なしでの参加になりました。
万博への入場時間は10時で予約しました。子供がいたこともあり。開園のドタバタに巻き込まれるのが怖くて1時間遅い入場としました。
会場までの交通手段としては、京都方面から電車で夢洲まで行きました。普段は岡山県在住なので、乗り慣れない電車での参加です。
会場までのアクセス
前述の通り、京都方面から電車で行きました。京都方面からだと大阪駅で大阪環状線(内回り)に乗り換えて、弁天町駅でOsaka Metro中央線に乗り換えてと乗り換えが2回発生します。この二つの駅に関しては駅構内での乗り換えで完結できたので、雨による影響はありませんでした。
ただ、大阪駅に関しては、大阪環状線がユニバーサルスタジオジャパンや関西空港や奈良方面へ向かう電車と同じホームになるので、ホーム内に人がかなり混雑していました。流れに乗って適当電車に乗ってしまうと別方向に行ってしまうので注意が必要です。
また、弁天町で乗り換えた以降も夢洲駅までの途中に大阪港駅という駅があります。ここには大阪で一番有名な海遊館という大きな水族館があるので、電車内は非常に混雑していました。小さい子供を連れての参加は満員電車に気を付けてください。
夢洲駅の状況
朝少し出遅れてしまい夢洲駅への到着は10時30分頃になりました。それでも駅構内はかなり混雑している状況でした。特に平日ということもあり、大阪府内の小学生達も多く来場されていて、雨合羽を着た子供の姿が多く見えました。
改札階が地下にあるので地上まで上がる必要があるのですが、ベビーカーがあったこともありエレベーターで上がりました。エレベーターはかなり大きい設計となっていましたので、そこまで混雑することなく乗れるかと思います。

雨天時の駅から万博会場への入場
駅から万博会場までは徒歩5分も掛からず、ほとんど直結状態です。ただ、残念ながら会場入り口付近以外は屋根が無いので雨の日は傘を差しながら並ぶことになるかと思います。
幸い小さい子供連れの方は優先レーンでの入場が可能となっており、私も今回は長蛇の列に並ばずにスムーズに入場できました。小さい子供を連れて行かれる方はぜひ優先レーンを活用してください。
↓雨が上がった後、帰り際に撮った写真です。入場口周辺以外に屋根はありません。

入場してからも屋根伝いに歩ける場所は無く、早速みんな傘をさしていました。近場で雨をしのげるエリアとしては目の前に大屋根リングがあったので私も向かいました。
大屋根リング内にも雨を避けるべく、人が大勢いて結構混雑している状況でした。
大屋根リングの下には物品販売のお店が出ており、傘や雨合羽はここで購入することも可能です。少し高かったですが、私もここで子供用の雨合羽を購入しました。


パビリオンへの参加
事前予約ができなかったので当日予約を狙っていました。入場後10分程度で予約が可能になるのですが、残念ながら当日予約枠はほとんど残っておらず、残っていても19時以降の枠しかありませんでした。子供の都合もあり17時には帰る予定だったので予約は断念しました。
ただ、当日参加の待ち列は雨の日の影響か、普段人気のパビリオンにも長時間並ぶことなく入場できました。結果としてドイツ・インドネシア・ベルギーのパビリオンに入場できました。他にもコモンパビリオンなどにも並ばず参加できましたし、子供連れの参加でなければさらに多くのパビリオンに参加できたと思います。この点は雨の影響で若干人が少なかったのが良かったのかもしれないです。
会場内で雨をしのげるエリア
会場内で雨をしのげるエリアは大屋根リング以外にはほとんどない印象です。各パビリオンは基本的にすべて室内になるので、中に入ってしまえばゆっくりと楽しむことができるのですが、パビリオンに入場するまでの列に並ぶ際には屋根はほとんどありませんでした。
↓雨が上がってきてからの写真ですが、パビリオンに並ぶ列が屋根の無いエリアまで伸びているのがわかるかと思います。



↓大屋根リングへ上がるためのエスカレータにも屋根はありません。
リング内にエレベータがあるので使用すれば雨に濡れないですが、かなり混雑すると思います。

パビリオンへの入場以外でも昼食時のレストランに並ぶ際や子供が遊ぶエリアなど雨の日は傘をさす頻度がかなり高くなると思います。特にベビーカーと一緒に行く際には大変かと思うので注意が必要です。
↓ちょっとした休憩スペースにも微妙に屋根に隙間があり雨をしのげませんでした(笑)

今回私が行ったときには午後から晴れてくれたので良かったですが、一日雨だったことを思うと正直かなりきつかったと思います。パビリオンによってはベビーカーでの入場が難しい場所もあるので、子供を抱っこしながら傘をさして長時間列に並ぶとなると体力的にもきついです。事前予約を取れていれば別ですが、子供連れ&予約なしでの参加は避けた方が良いと思います。
雨天時に行くメリットとデメリット
今回感じた雨天時の万博のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
人が少ない
これに尽きるかと思います。やっぱり晴れの日に比べると人は少なかったと感じます。並んでも20~30分程度だったので子供に負担をかけることなく楽しめました。初めて関西万博に行かれる方にはおススメしないですが、何度も行かれている方は雨の日を狙うと人気のパビリオンに短時間で入場できると思います。
デメリット
雨をしのげる場所が少ない
パビリオンに入ってしまえば快適なのですが、そこまでに至るまでが大変です。パビリオンだけでなく、昼食の際にも列に並ぶ際には傘が必須なので、晴天時と比較するとかなり手間が増えます。
屋外のイベントや施設を利用できない
子供の遊び場も基本的に屋根が無いので使用できません。各国の野外イベントなども行っているのですが、雨天時は中止や縮小のリスクがあるので、それを目当てにする場合はおすすめしません。
↓子供が遊べるちょっとしたエリアも屋根が無いので雨天時は使用できないです。

みんな傘をさしているので、ちょっと危ない
傘を開いた時の露先(つゆさき)の位置と抱っこしている時の子供の目の位置が同じくらいの高さなので刺さりそうでちょっと怖いです。実際に今回の万博でも列に並んでいる時や会場を歩いている時など、傘をさしている人が多く何度か接触しそうでヒヤヒヤする場面がありました。小さい子供と一緒に行かれる方は注意が必要です。
写真映えしにくい
シンプルに写真映えしにくいです。特に大屋根リングでの写真など、晴天の方が綺麗に取れると思うので、初見で行かれる方&2度目が無さそうな方は雨の日は避けた方が良いと思います。
まとめ
雨の日の関西万博の状況に関して共有させて頂きました。
個人的に感じたこととしては、人が少ないので何度も来ているリピーターの方にとっては人気のパビリオンの待ち時間が少なくなるのでおススメですが、初見で来場される方にはあまりおススメしないです。パビリオンの予約ができている方は指定の時間に向かえば良いので特に影響は少ないと思いますが、予約ができていなかったり、子供連れの方は日程を変更して晴天の日を狙った方が後悔無く当日を過ごせるかと思います。
中々決めていたを日程変更するのも大変ですが、予定していた日の天気が雨予報になってしまった方など、参考になれば嬉しいです。