
突然の来客や家族のサポートなど、短期間だけ “快適に眠れるスペース” を用意したい場面は意外と多いものです。
そんな時に活躍するのが、コンパクトに収納できて寝心地の良いインフレーターマット。
本来はキャンプ用ですが、今回は家で使用するサブベッドとしてコールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク」を実際に購入して使ってみたので、その感想や魅力を詳しく紹介します。
購入の背景
今回このマットを購入したきっかけは、義母が子育て支援のために泊まりに来てくれたことでした。
我が家には来客用のベッドがなく、布団を直敷きすると床の硬さや冷気がどうしても気になります。
以前に安いマットレス&敷布団を購入してみたのですが、翌日に背中が痛すぎて地獄でした(笑)
そんなこともあり、義母にはできるだけ快適に過ごしてほしいと考え、簡易的ではあっても“ちゃんと眠れるベッド”を用意する必要がありました。
とはいえ、来客頻度は高くないので大きなベッドを買うのは現実的ではありません。
普段はコンパクトに収納できて邪魔にならない寝具を探していたところ、アウトドアブランドのコールマンが発売しているインフレーターマットが目に留まりました。
最終的には義母と妻が家のベッド、私がこのコールマンのマットを使って寝ましたが…
正直、予想以上の寝心地で「これで十分」と感じるほど。簡易ベッドの域を明らかに超えた快適さでした。
商品の仕様(スペック)
今回購入したのは コールマン「キャンパーインフレーターマットハイピーク / シングル」 です。
以下、主な仕様です。
| メーカー | コールマン |
| 品名 | キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル |
| 使用時サイズ | 約198× 68×10(h)cm |
| 収納時サイズ | 約φ21×72cm |
| 重量 | 約2.7kg |
| 材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
| 付属品 | 収納ケース |
| 価格 | 定価:17,490円 |
使用サイズ
約198 × 68 × 10 cm
厚さ10cmの極厚構造で、床付き感はゼロ。大人でもしっかり足を伸ばせます。
収納サイズ
約直径21 × 高さ72 cm
収納時は円柱状になり、クローゼットの隙間に収まるサイズ感です。
重量
約2.7kg
厚みのあるマットとしては標準的で、持ち運びも苦ではありません。
材質
・表地:ポリエステル
・内部:高密度ウレタンフォーム
寝返りによる軋み音が少なく、肌触りも良好です。
付属品
付属品は収納ケースのみです。
とは言え必要なものは揃っており、購入後すぐに使用できる商品です。
開封レビュー
簡単に開封レビューです。今回は楽天市場で購入しました。
少し大きめの段ボールで届きましたが、本体は一回り小さめでした。


本体の箱には組み立て方法などが記載されていました。

箱を開けると収納された状態でピッタリサイズで入っていました。


収納袋から出すと、ベルトで絞められた状態で入っていました。
広げて、空気口を開けるだけで自動で膨らんでいきます。



弁の部分が回転するようになっており、吸気と排気を簡単に変更できます。


空気が入るとこんな感じです。
サイズも思っていたよりも大きく、使いやすそうでした。

実際に使って感じたメリット/デメリット
ここから実際に使用して感じたメリット/デメリットを紹介します。
固さを自由に調整できる
インフレーターマットの特徴である「空気量による固さ調整」。これが想像以上に優秀でした。
空気をしっかり入れると腰をしっかり支える固めの寝心地に、少し抜くと柔らかめに調整可能です。
最初はパンパンに空気を入れて寝てみたのですが、翌日にやや背中が痛くなりました。
なので空気を抜いて柔らかめに調整し直したところ、自宅ベッドに近い寝心地になりました。
腰痛が気になる方でも好みに合わせやすいのが大きなメリットです。
組み立てが圧倒的に簡単
バルブをひねって開くだけで、内部のウレタンが空気を吸って自動で膨らみます。
初めて使った時は「え、こんなに膨らむの…?」と驚くほどの自動膨張力。
15~20分程度で使用できる状態になりました。
寝る準備を急いでいる時や、キャンプで疲れている時でも、ほぼ放置でセットできるのは想像以上に便利です。
電動ポンプを用意する必要もなく、必要な時にすぐ使える手軽さは本当にありがたいです。
足をしっかり伸ばせる余裕あるサイズ
198cmの長さ×68cmの幅は、使ってみると数字以上の快適さを実感します。
170cmの私でも足を伸ばしきって寝られ、体を動かす余裕も十分です。
簡易ベッドにありがちな窮屈感が一切ありませんでした。
「体格が大きい人」でもストレスなく眠れる点は大きな魅力です。
床冷えを完全にシャットアウトする断熱性
厚み10cmのウレタンフォームがしっかり体を支えつつ、床の冷気をまったく伝えません。
冬にフローリングへ布団を直敷きすると、体が冷えて寝付けないことがありますが、このマットではそれがゼロです。
実際、11月の寒くなり始めの時期に使用しましたが、夜中に寒くて起きるといったこともなく、朝までぐっすり眠れました。
「寝心地の良さは断熱性で決まる」と実感できるほど、冬での使用もおススメできます。
夏でも快適に使える(専用クールシーツ対応)
マットが厚いと夏は熱がこもりそう…と思っていましたが、コールマンはここも抜かりありません。
4,000円程度の専用のクールシーツがあり、これを使うと肌触りがサラッとして蒸れにくく、夏場でも気持ち良く眠れます。
オールシーズン快適に使えるため、「来客用寝具をシーズンごとに入れ替える手間を省きたい」
という家庭にも最適だと感じました。
収納が簡単で片付けが苦にならない
使った後は端から巻いていくだけで空気が抜けていき、数分で収納完了。
収納袋にも余裕があり、無理やり押し込む必要がない点がストレスフリーです。
来客用寝具は「片付けが面倒=使わなくなる」というパターンになりがちですが、このマットはその心配がありません。
キャンプ用としては多少大きめだが許容範囲
収納サイズは直径21cm × 高さ72cmと、それなりの大きさはあります。
徒歩キャンプやバイクキャンプには向きませんが、車移動のファミリーキャンプならまったく問題なし。
むしろこの寝心地をキャンプでも体験できるなら、このサイズは納得できます。キャリーカートがあればさらに楽に運べます。
ダブルサイズも選べて使い方の幅が広い
シングルだけでなくダブルサイズもあるため、
・家族でのキャンプ
・車中泊
・広めの来客用ベッド
など、用途に応じて選べます。
1つ持っておくと、来客・旅行・災害時などさまざまなシーンで役立つ頼れるアイテムです。
これだけの性能で1万円は破格
今回楽天市場で購入したのですが、ポイントを加味すると10,000円程度で購入できました。
極厚10cm、断熱性抜群、寝心地も最高、収納も簡単。
このクオリティで 約1万円 は正直かなりコスパが良いです。
来客用ベッドとしてもキャンプ用としても使えるため、「買って損した」と感じる場面はまずありません。
最近は中々行けていないですが、もともとキャンプもしていたので、個人的には「もっと早く買っておけばよかった」と思った商品です。
横幅は少し狭め
長さ方向は190㎝と十分あるのですが、横幅は68㎝と少し狭めです。
私は寝返りなど少ないほうなので、快適に使用できましたが、多い方だとすぐにベッドから外れてしまうように思いました。
少し注意が必要です。
まとめ:来客用にもキャンプにも“ちょうどいい”万能マット
コールマン「キャンパーインフレーターマットハイピーク」は、来客用・キャンプ用のどちらでも本領を発揮する高性能なインフレーターマットでした。
✔ 厚み10cmで寝心地が圧倒的に良い
✔ 組み立てが簡単、電動ポンプ不要
✔ 冬は暖かく、夏は専用シーツで快適
✔ 収納しやすい
✔ 価格は約1万円程度とコスパ最高
来客用の寝具としてはもちろん、「いつでも快適に眠れるスペースを確保したい」という家庭にも非常におすすめできます。
寝心地と扱いやすさのバランスが良く、1枚持っておくと幅広いシーンで活躍してくれるアイテムでした。
ぜひ購入を検討している方は参考にしてもらえたらと思います。
