【西松屋のベビーカーってどうなの?】バギーfan ロングプラス 実使用レビュー

バギーfanロングプラス
Hamacoffee
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先日、西松屋で「バギーfan ロングプラス」というベビーカーを購入しました。


もともとCybex(サイベックス)のLibelle(リベル)というベビーカーを使用しているので、それとの比較をしながら紹介します。


実際に使用してみて感じた良い点/気になる点などもまとめましたので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください!

購入の背景

先日お盆の連休時に実家に帰省しました。

いつも帰省は新幹線で帰るのですが、子供を連れて&ベビーカーを持っていくと乗り降りや荷物の管理、移動が大変で毎回苦労していました。

今回もベビーカーを持っていくか悩んでいたのですが、いっそ実家の方に予備のベビーカーを用意しておくと楽になるかと思い購入を検討しました。

どのベビーカーを購入するか悩んだのですが、帰省のタイミングでしか使用しないのであまり高価なものは用意したくなく、比較的安価で作りもしっかりしていそうな西松屋のベビーカーを選びました。

バギーfan ロングプラスの基本仕様

基本的な仕様をまとめました。

普段の生活で使用しているCybexのLibelleとの比較になります。

メーカー西松屋Cybex
品名バギーfan ロングプラスLibelle(2023年モデル)
価格7,588円27,500円
対象月齢生後7~36ヶ月生後6ヶ月~4歳頃
耐荷重約15kgまで約22kgまで
重量約4.2kg約6.2kg
サイズ(開)幅48×奥行85×高さ103cm幅52×奥行71×高さ102cm
サイズ(閉)幅24×奥行26×高さ116cm幅32×奥行20×高さ48cm
折り畳み時の自立機能×
シート角度調整×〇(110~130°)
カラー2色(シルバー/ゴールド)5色(ブラック/グレー/ベージュなど)

ベビーカータイプ

今回の「バギーfanロングプラス」はいわゆるB型のベビーカーになります。

A型ベビーカーは生後1ヶ月から使用可能で、シートの角度がほぼフラットな状態まで調節できるので、首や腰のすわっていない赤ちゃんでも使用できるのが特徴です。

一方でB型ベビーカーはひとりでお座りができるようになってから(生後7ヶ月頃~)使用できるタイプになります。

価格感

大きく違う点としてはまずは価格感です。

Libelleが3万円近い価格感に対してバギーfanは7,500円程度と4倍近い価格差があります。

改めてLibelleは高いな~と感じました。

サイズ

ただ、価格が高い理由はしっかりあり、Libelleは折り畳み時のサイズが段違いにコンパクトです。個人的にはここがLibelleの一番のメリットだと思っています。

高さ方向が48㎝まで小さくなるのでバギーfanが116㎝なのに対して半分以下のサイズになります。

コンパクト性はとてもありがたく、外食の際にテーブル下にしまえたり、新幹線の移動の際にも荷物棚に乗せられたりと普段の外出時にメリットを感じることが多いです。

開いた時のサイズ感としてはどちらもそこまで大きな差は感じません。

本体重量

Libelleはコンパクトになる分ベビーカーの機構が複雑化しており部品が多いです。

そのためか重量は2㎏程度Libelleの方が重く、片手で持つとずっしりと結構な重量を感じます。

バギーfanは持ち運び時のサイズは大きいですが、重量としてはそこまで重くは感じませんでした。

対象月齢

対象月齢はLibelleが4歳までなのに対して、バギーfanは3歳までと1歳短くなっています。

耐荷重もバギーfanの方が15㎏と低い値となっているので長期で使用することを想定するとLibelleの方が安心かもです。

ただ、バギーfanが極端に華奢な作りになっているかと言うとそんなことも無いのであくまで目安かと思います。

開封レビュー

実際に購入した商品の開封です。

縦長の段ボールに入っていました。車で西松屋の店舗に行って購入したのですが、この段ボールが意外と大きかったです。

実家の車はコンパクトカーの日産のノートなのですが、トランクにそのままは載らなかったので片側の後部座席を倒してどうにか持ち帰りました。。。

段ボールを開けると中身はシンプルで袋に入った本体と取扱説明書のみでした。

袋から出して広げるだけなのですぐに使用できます。

この商品は単体ではシート部分の取手が付属していないので、今回合わせてフロントガードも購入しました。価格は899円と安めです。

フロントガードの取り付けも簡単で、取り付けの向きだけ気を付ければ特に悩むことなく取り付けできました。

このフロントガードは折りたたむ時にも取り外す必要は無いので、一度取り付けてしまえば外すことは無いと思います。

これ以外にもバギーの底かごも追加できるのですが、もともとちょっとしたかご部分があるので、今回私は購入しませんでした。

開くと以下のような感じです。

作りもアルミパイプを使用した構成なので、それなりにしっかりしています。

致命的に気になる部分は無いですが、Libelleと比較するとチープに感じる部分もあります。そこは価格相応、必要十分ということでしかた無いかなと思っています。

段ボール状態ではコンパクトカーのトランクには載らなかったのですが、製品単体であれば折りたたんだ状態でトランクに収まりました。

車に乗らなかったらどうしようかと心配だったので一安心です。

折りたたみ方法が少しわかりにくかったのですが、背面の金属を手前側に引くとロックが外れて折りたためます。

使用していて感じる良い点/気になる点

良い点

価格が安い

一番のメリットは価格が安い点だと思います。このご時世ありがたいですね。

フロントガード込みでも9,000円以下なので他のベビーかと比較しても安価な部類かと思います。

価格が安いのですが、必要十分の機能はしっかりあるので実使用面で大きな問題になることは無いと思います。

安定した走行性

タイヤが比較的大きい作りになっています。そのため、走行が安定することに加えて、ちょっとした段差も楽々登れるので子供への負担も小さいです。

安価なのですが、衝撃吸収用のサスペンションも付いているので砂利道などのガタガタ道でも振動を抑えられます。

個人的にはLibelleと比較しても問題ない走行性でした!

乗り心地も悪くないようで実際に私の子供もご機嫌で乗ってくれていました。

幌が大きく開く

あまり気にしていなかったのですが、幌が大きく開きます。

暑いこの時期は子供の安全のためにも大きい幌はありがたいです。作りもしっかりしていて側面のヒンジでロックもできるので安定して使用できます。

購入してから気が付きましたが幌も大事ですね。

荷物置き場が標準仕様

かなり小さいですが標準で荷物置き場も付いています。

「ある」と「ない」では大違いで、子供の水筒やお菓子、自分のペットボトルなどちょっとした荷物を置いておけるのでありがたいです。

追加900円程度で底かごも取り付けできるので、さらに置き場を拡張することもできます。

軽い

ちょっとしたことですがLibelleが重くて持ち運びがしんどかったので、軽いのはだいぶありがたいです。

折り畳んで運ぶ機会が多いかと言われれば、そこまででもないのですが、ちょっとしたときにメリットを実感します。

悪い点

折り畳み時のサイズが大きい

やっぱり折り畳み時のサイズはかなり大きいです。

車のトランクの横幅にぎりぎりのサイズなので車種によっては載らない車もあるかと思います。購入の際には注意が必要です。

畳んでもサイズが大きいので外出時は基本的には開いた状態でしか使用しませんでした。

畳んだ時に自立しない

畳んだ時に自立できません。

Libelleは自立できたので玄関に畳んで置いておけるのですが、自立できないと自宅での置き場所にも困ります。

今回私もほとんど車のトランクに入れて管理していました。

リクライニングできない

シートの角度調整ができないので、子供が眠っている時など若干体勢がきつい様に見えました。

もともと少しきつめの角度になっているので、シート調整機構があるとより快適だったと思います。

タイヤのグリップ力が弱い

タイヤにロック機構はついているのですが、ロックしても押すとすぐに動いてしまいます。

タイヤ自体は固定されて動いて無さそうなので、タイヤの材質の問題だと思うのですが地面の状態次第では滑ってしまいそうです。

本体の重量が軽いのも影響しているかもしれないですが少し気になりました。

まとめ

西松屋のベビーカー、「バギーfanロングプラス」に関して紹介しました。

価格は安価ですが必要十分の機能が備わっているので、コストパフォーマンスに優れたベビーカーだと思います。大きいデメリットは折り畳み時のサイズ感くらいですね~

作りもしっかりしており、乗り心地も悪くないので子供も嫌がることなく使用できると思います。

今回私は実家用として購入しましたが、やっぱり1台あるととっても便利でした。外出時の抱っこから解放され購入して良かったと感じています。

実家の予備の1台としてはもちろん、普段使いでも問題なく使用できるのでA型をメインに使っていて、お出かけ用の軽いセカンドバギーが欲しい人なんかにもおススメです。

購入を検討している方はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!