今日はいつも使用しているカメラに関してレビューしようと思います!
子供が生まれるので、日常スナップ用として購入し、早1年半くらい経過しました。
購入を考えている人の参考になればと思い簡単にレビューします。
OM SYSTEMの紹介
E-P7の紹介をする前に簡単に発売元のOM SYSTEMの紹介をします。
PENと言えばOlympusのイメージが強いかと思いますが、
主力の医療機器事業に注力するために、カメラ事業を日本産業パートナーズJIP(Japan Industrial Partners)に売却しました。その後、2020年にOMデジタルソリューションズが設立され、2021年の10月にOM SYSTEMという新しいブランドが発表されました。
「OM SYSTEM」には、『OM=常に困難なことに挑戦し、新しいものを生み出す姿勢』で、唯一無二の顧客体験を提供し続けていく」という強い決意が込められているというようです。
もともと、Olympusのカメラを愛用していたので、カメラ事業の売却の話を聞いた時は非常にショックでした。知り合いにOlympusの方がいたのですが、社内でも残念がる声が多かったようです。調べたら1936年からの事業のようで、80年以上にわたって会社を支えてきた事業を手放すのは、経営陣としてもかなりの覚悟があったのでしょうね。
とはいえ、OM SYSTEMに移行してからは各種キャンペーンなども積極的に行っており、Olympus時代とだいぶ印象が変わったな~と感じています。マイクロフォーサーズ規格はOM SYSTEMとPanasonicしかないので、これからも盛り上げていってもらい、新しいカメラ・レンズなどもどんどん増やしていってほしいです。
E-P7の紹介



スペック
発売日 | 2021年6月25日 |
型式 | マイクロフォーサーズ規格準拠レンズ交換式カメラ |
記録媒体 | SD、SDHC(UHS-I / II)、SDXC(UHS-I / II) |
撮像画面サイズ | 17.4mm×13.0mm (マイクロフォーサーズ) |
撮像センサー | 4/3型Live MOS センサー |
カメラ部有効画素数 | 約2030万画素 / 総画素数 約2177万画素 |
アスペクト比 | 4:3 |
防塵対応 | スーパーソニックウェーブフィルター (SSWF: 超音波防塵フィルター) |
静止画記録画像形式 | JPEG、RAW(12bitロスレス圧縮)、JPEG+RAW |
静止画記録画像サイズ | RAW: 5184×3888 JPEG: 5184×3888~1280×960 |
モニター形式 | 3.0型チルト可動式液晶 (静電容量方式タッチパネル)、約104万ドット(3:2) |
シャッタースピード | 1/4000~60秒 |
ISO感度(標準出力感度)AUTO | LOW(約100相当)-6400 |
ISO感度(標準出力感度)マニュアル | LOW(約100相当)、200-25600 |
手振れ補正 | ボディー内手ぶれ補正 (撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正) |
動画 | 4K、FHD、HD |
ハイスピード撮影 | 120fps(1280×720 / MOV) |
メモリーカード | シングルスロット |
大きさ | 118.3mm(W)× 68.5mm(H)× 38.1mm(D) |
質量 | 337g (CIPA準拠、付属充電池およびメモリーカード含む) |
購入した理由
このPENシリーズの一番の魅力はコンパクト性だと思っています。マイクロフォーサーズのカメラは他にE-M1 Mk2も持っています。このカメラも比較的コンパクトなサイズ感ではあるのですが、日常的に使用するかと言えばやはり少しハードルが高いと感じていました。冒頭にも書きましたが、日常スナップが一番の目的だったので「持ち出しやすさ」を重要視していました。
なので、それよりもさらに小さく、そして可能であれば既存のレンズも使いまわせたら良いなと思って探していたところ、このPENに行きつきました。PanasonicのGF10とで悩んだのですが、GFの方は発売日が少し前だったのと、もともとPENへの憧れがあったのでこちらを選びました。
スペックに関しても気にはしましたが、手振れ補正もありますし、動画も4Kが撮れて、RAW撮影も可能ということで、基本的なことは網羅できているので問題ないとして購入しています。
私の使い方
普段の使い方としては、出かけるときにポシェットに入れて持っていきます。
小さいバッグに入るから非常に便利です。子供と公園で遊ぶ時やお昼に外食するときなど、ちょっとしたときに、さっと出して撮る感じです。
もともとはハンドストラップで使用していたのですが、子供の相手をしながらだと、ハンドストラップでは邪魔になるので首掛けにしています。子供を抱っこするときなどはカメラを後ろにかけています。
良い点
・軽量・コンパクト
これにつきますね!冬ならアウターのポケットにも入る勢いですね。
このために買ったのでものすごく満足しています。大きいと持ち出すのも大変で、結局使用しなくなってしまうので、、、やっぱりマイクロフォーサーズいいですね!
・アームレストがありがたい
アームレスト 非常に便利です!
ばっちりホールドできるので、よく考えられているなと思います。
・チルト液晶もあると便利
そこまで使用頻度は多くないですが、家族で自撮りするときなんかあると便利です。
あるとないでは大きく違いますね。
・内臓フラッシュもあると安心
これもチルト液晶と近いのですが、安心感がありますね
暗い場所に行くときは明るいレンズを持っていくので、そこまでフラッシュはたかないのですが、あると安心かな。
気になる点
・ファインダーがない
やっぱりファインダーはあった方がよかったですね。昼間明るいとモニターは少し見にくいです。
ただそれ以上に、ファインダーをのぞきながら写真を撮るという、今まで当たり前にしていたことができないことに、違和感があります。最近ファインダーレスのカメラも増えてきていますが、次買うときは絶対あるのを選びます。
・USB-TypeB
この令和の時代にTypeBってどういうことなんですかね~
TypeBの需要ってイマイチよくわからず、、、
そういうところだと思いますよ。。。非常に不便です。
・プラスチック筐体によるチープさ
筐体がプラスチックなので、手に持つとやっぱりチープさを感じます。
とはいえ遠くから見る分には分からないですし、プラスチックにすることで軽量化もできているので悩ましいところではあります。でも個人的にはやっぱりここは金属が良かったかな、、、
おすすめのレンズ
・Panasonic DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K
写真のPENに装着しているレンズで、パナソニックから出ているライカ監修レンズの15㎜短焦点です。フルサイズ換算だと30㎜相当になります。日常スナップ用途だと、ちょっと広すぎる感はあるのですが、それでも非常に使いやすいです。25㎜まで行くとちょっと狭くなってしまい、子供を撮ろうとするとちょっと距離を取らなくてはいけなくなります、、、子供がまだ小さいのであまり離れられず、25㎜はもう少し大きくなってからかなと思います。
明るいレンズなので室内でも全然問題ありません。
サイズもコンパクトで、システム全体も変わらず小さく抑えられるのもGoodですね!
レンズ自体の質感も高級感があります。映りは素人なので参考ですが、細部までシャープに映りますし、色ノリも個人的に気に入っています。
まとめ
定性的な内容が中心になってしまいましたが、簡単にPEN E-P7の紹介をさせて頂きました。
気になる点に関しても何点か紹介させていただいたのですが、それを差し置いても個人的には買ってよかったと思っています。やっぱりカメラは使ってなんぼ!すっと持ち出せてさっと撮れるのはありがたいですね!これからもバシバシ撮ってい行こうと思います。