
「財布を落としたかもしれない」
この一言が頭に浮かんだ瞬間、
一気に血の気が引いて、さっきまでの行動を必死に思い返す——
そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
私自身、これまで財布や鍵を失くしたことはほとんどありませんでした。
どちらかと言えば「物はなくさないタイプ」だと思っていました。
しかし、財布をミニ財布に変えてから状況が一変。
ズボンのポケットから落としそうになる場面が明らかに増え、
「いつか本当に失くすかもしれない」という不安を感じるようになりました。
そこで今回導入したのが、
「Anker Eufy SmartTrack Card」 です。
本記事では、
実際に使ってみて感じた リアルなメリット・デメリット を中心に、
「どんな人に向いているか」まで正直にレビューしていきます。
購入の背景|ミニ財布×浅いポケットの相性が悪すぎた
もともと私は、財布や鍵などの貴重品を失くしたことがほとんどありません。
ところが数年前、財布をコンパクトなミニ財布に変更したことで問題が起きました。
よく履いているGAPのチノパンは、見た目は気に入っているのですがポケットが浅めでした。
そこにミニ財布を入れると、
・座った拍子
・車の乗り降り
・立ち上がる瞬間
などで、スルッと落ちそうになることが頻発しました。
最近は意識してバッグに入れるようにしていましたが、
先日「車移動だし大丈夫だろう」と油断してポケットに入れたところ、
見事に財布を落としてしまいました。
家に帰ってから気づき、
「どこで落とした?」「コンビニ?駐車場?」
と大慌てしました。
結局は車の運転席の下に落ちていたので大事にはならなかったのですが、
このとき、
スマートトラッカーで場所が分かれば、ここまで焦らなくて済むのでは?
と思い、購入を決めました。
Anker Eufy SmartTrack Card の基本仕様
レビューに入る前に、
まずは Anker Eufy SmartTrack Card の基本仕様を簡単に紹介します。
スマートトラッカーの中でも、この製品は
「財布に入れること」を強く意識した設計が特徴です。
主な仕様
| 製品名 | Eufy SmartTrack Card (Android用) |
| メーカー | Anker |
| 形状 | カード型スマートトラッカー |
| サイズ | 約85 x 54 x 2.4mm |
| 重さ | 12.4g |
| 対応OS | Android(Google Find Hub対応) |
| 通信方式 | Bluetooth |
| バッテリー | 内蔵(充電不可) |
| バッテリー寿命 | 最大約3年 |
| 防水性能 | IPX4(日常生活防水) |
| デバイス共有 | 最大6アカウント |
| 発売日 | 2025年6月 |
| 価格 | 3,990円 |
円形のトラッカーが多い中で、
この「カード型」という点が、財布用途では大きなアドバンテージになります。
また、モバイルバッテリーで有名なAnker製ということもあり、
作りやアプリの安定性に対する安心感があるのもポイントです。
今回私が購入したのはAndroid用ですが、当然iPhone用もあります。
価格や基本仕様などの違いは無く、同等の製品となっています。
Android版
iPhone版
開封レビュー|内容物とサイズ感
簡単に購入した商品の開封です。



同梱物は SmartTrack Card 本体、取扱説明書、保証書、メタルクリップ でした。
メタルクリップは本体の下側に入っていました。裏面には両面テープが貼られています。


サイズは一般的なクレジットカードと同じです。

参考に厚みをノギスで測ったところ、


クレジットカード:約0.8mm
SmartTrack Card:2.4mm
カードの約3倍の厚みですが、
財布に入れてみると想像以上に気になりませんでした。
さっそく初期設定をしてみました。
取説を見ながら行いましたが、設定手順は以下の通りです。
「Eufy Security」アプリをダウンロードしてアカウント登録
Googleの「Find Hub」をダウンロード
本体の電源ボタンを押してペアリング

取扱説明書通りに進めるだけで、数分で完了しました。
ガジェットが苦手な人でも迷わず設定できると思います。
実際に使って感じたメリット
財布専用と言っていいほど薄くて軽い
SmartTrack Card最大の強みは、
「財布に入れる前提で作られている」点です。
一般的なAirTagなどは円形のため、
・財布が膨らむ
・取り出すたびに違和感がある
といったストレスが出がちですが、
このカード型ならその問題がほぼありません。
厚みはカードの約3倍ですが、
・カード入れに自然に収まる
・重さもほとんど感じない
ため、入れていることを忘れるレベルです。
精度は「不安を消す」には十分すぎる
「AppleのAirTagより精度が悪い」というレビューも見かけますが、
個人的には必要十分だと感じました。
私の場合、財布を落とすのは
・店舗で座ったとき
・車の乗り降り
といったタイミングがほとんど。
そのため、
「今、何cm先にあるか」よりも
「どのエリア・どの店舗か」が分かれば十分です。
大枠の場所が分かれば、行動を振り返り、心当たりのある店舗へ連絡
といった行動が取れます。
実際、沖縄旅行中に大型店舗内で試しましたが、
建物内でもそれなりに自分の位置を示しており、「精度が悪い」と感じる場面はありませんでした。

セール時はかなりコスパが良い
今回の購入価格は2,690円。加えてポイントも付きました。
スマートトラッカー初導入としては、かなり手を出しやすい価格だと思います。
定価は4,000円前後と少しお高いですが、
・まず試してみたい
・サブ用途で使いたい
という人にも向いています。
設定がとにかく簡単
設定もとても簡単でした。
物理ボタンが一つしかないので迷うことがありません。
・アプリを入れる
・ボタンを押す
これだけで使えるのは大きなメリットです。
紙の取扱説明書も付属しているため、
開封後すぐに設定できる安心感があります。
メタルクリップが意外と使える
今回は財布用途なので使用していませんが、
付属のメタルクリップは金属製で作りがしっかりしています。
・手帳
・ノート
・書類ケース
・パスポート
などに取り付けても安心感があります。
普通のクレジットカードもしっかりホールドできるため、
駐車券/名刺ホルダーの代わりなど、別用途でも活躍しそうです。
置き忘れ防止機能に対応
置き忘れ対策としてBluetooth圏外になると通知してくれる機能があります。
私は通知が多くなりそうだったためオフにしていますが、
移動が多く、置き忘れが多い人には、かなり便利な機能だと思いました。
デバイス共有ができる安心感
1つのSmartTrack Cardにつき、
最大6アカウントまで共有可能です。
スマホと財布を同時に失くした場合でも、
家族に探してもらえるのは大きな安心材料です。
また、子供に持たせる際など、家族で子供の居場所を共有できるので、そういった面でも便利な機能だと思いました。
気になったデメリット
充電不可で使い切り
iPhone用の上位機種には充電可能なタイプもあるのですが、
Andriod用のSmartTrack Cardは充電できず、電池交換もできません。
バッテリー寿命は最大約3年となっており、購入者のレビューでは2年程度で電池が切れたといったものもありました。
安価な分、使い切りなのはデメリットです。
ただ、
・専用充電器を管理しなくて良い
・年1回の充電を忘れる心配がない
・2年後には高精度な新しいモデルが出ているかも
と考えると、
使い切りとして割り切って使用するのにもメリットはあると感じました。
↓充電可能なiPhone版
音はあくまで補助的
遠隔で音を鳴らせますが、
最大音量にしても大音量とは言えません。
・静かな室内 → 気づける
・騒がしい屋外 → 期待しすぎない方が良い
あまり期待しないで、位置情報+補助的に音を使う、という認識がベストです。
まとめ|「なくさない人」ほど相性がいい
Anker Eufy SmartTrack Cardを使ってみて感じたのは、
この製品は「失くさないため」よりも「失くしたかもしれない時に焦らないため」のスマートトラッカーだということです。
ミニ財布に変えてから、
・ポケットから落ちそうになる
・家に帰ってから一瞬不安になる
といった場面が増えましたが、
SmartTrack Cardを入れてからは
「まず場所を確認すればいい」 という安心感が生まれました。
位置情報の精度は必要十分で、
行動を振り返るための材料としては申し分ありません。
また、カード型で財布に入れても邪魔にならず、
設定も簡単、価格も比較的手頃と、全体のバランスが非常に良い製品です。
AirTagのような完璧な精度や大音量を求める人には物足りないかもしれませんが、
ミニ財布派・置き忘れが気になる人・スマートトラッカー初導入にはちょうど良い選択肢だと感じました。
「使う場面は少ないけれど、入っているだけで安心できる」
そんな存在として、十分価値のあるスマートトラッカーです。
購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
