
先日第2子が生まれまして、育児休暇を取得しました!
育休を取得しようか悩んでいる方、実際に取ったらどうなるのか気になっている方に向けて、私が1か月間の育児休業を取得した実体験をもとに、感じたことや気づきを詳しくお伝えします。
育休を取ろうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
家族構成と基本情報
初めに簡単に家族構成の紹介です。
私(会社員)
妻(専業主婦)
長男:2歳
次男:0歳
現在は岡山県で4人暮らしをしています。いわゆる「1馬力家庭」で、収入は私のみです。
私と妻の実家は関東&関西と離れており、どちらの親からも気軽にサポートを受けられない環境でした。
そのため、産後の育児は完全に夫婦2人で乗り越える必要がありました。
育休を取ろうと思ったきっかけ
2人目の出産を機に、**「妻の負担を少しでも軽くしたい」**という思いから育休を決意しました。
長男はまだ2歳で手がかかる時期です。夜泣きやイヤイヤ期も重なり、特に出産直後の時期は妻一人ではとても大変だと感じていました。
ちょうど職場でも男性社員の育休取得が少しずつ増えており、
上司も理解があり**「取りやすい雰囲気」**があったことも背中を押してくれました。
取得期間は1か月。
タイミングは、妻と子どもが里帰り出産から岡山に戻ってきた時期――つまり出産から約2か月後に設定しました。
この時期を選んだのは、妻の体調がある程度回復し、生活リズムを整え始めるタイミングでサポートに入るのが最も効果的だと感じたからです。
取得までの流れと準備
育休取得を決意したのは出産予定日の約半年前です。
上司や部下へ正式に相談したのは出産予定日の4か月前でした。
当時はまだ出産前だったため、報告後にもし何かあったらどうしようという不安も少なからずありました。
相談してから業務の引き継ぎは早めに着手しました。
毎日のタスクを洗い出して整理し、少しずつ周囲に分担を依頼しました。
「自分しかできない仕事」をできる限り減らすよう意識し、休み中も部署がスムーズに回るように準備しました。
ただ、どうしても連絡が必要な場合もあるかと思い、緊急時の職場連絡用として個人携帯やLINEを活用しました。
必要な時だけ連絡を取り合うスタイルで、業務的な支障はほとんどありませんでした。
申請手続きは約1か月半前から開始しました。
母子手帳のコピー、口座情報、各種申請書など、想像以上に細かい作業が多く、
正直「もう少し簡単にならないものか」と感じる場面も多かったです。
育休中の1日の過ごし方
当然ながら毎日が順調では無かったですが、ざっくりのスケジュールは以下のような流れでした。
| 時刻 | 行動内容 |
| 7時~8時 | 起床~TV鑑賞/室内遊び~朝食準備 |
| 8時~8時30 | 朝食 |
| 8時30~10時 | 外出準備/洗濯 |
| 10時~12時 | 公園/児童館など 買い物とかも |
| 12時~13時 | 帰宅&昼食(たまには外食も) |
| 13時~15時 | 室内遊び |
| 15時~17時 | お昼寝/お風呂掃除 |
| 17時~18時 | お風呂/夕食準備 |
| 18時~19時 | 夕飯 |
| 19時~20時 | 就寝準備 |
| 20時~21時 | 子供就寝 |
| 21時~24時 | 自由時間/親就寝 |
朝は7時頃に子どもが起きるタイミングで一緒に起床しました。
育休中だからといって遅くまで寝ているようなことはありませんでした。
起きたらリビングで軽く遊び、NHKの「おかあさんといっしょ」を見たり。
夜泣き対応で寝不足気味の妻には、この時間を仮眠タイムとして使ってもらいました。
30分ほど遊んだら朝食の準備。
朝食後は洗濯をして外出準備。午前中は近くの公園や児童館に行くことが多く、
帰りにスーパーで買い物をして昼頃帰宅するのが定番の流れでした。
帰りが遅くなりそうなときは外食で済ませたりと臨機応変に行動しました。
午後は室内遊び中心です。15時頃には長男が眠くなり、お昼寝タイム。
その間にお風呂を掃除して湯を張り、17時には一緒に入浴。
夕食を食べて20時に長男を寝かしつけ、次男は妻が別室で対応。
子供を寝かしつけた後は、自由時間も確保できました(夜泣き対応しながらですが、、、)私はお酒を飲んだり、妻はお菓子を食べたりとリフレッシュもできていました。
家事は交代制にして、お互いがリフレッシュできるようにしました。
ずっと家事や育児をしていると、どうしても息が詰まってしまうので、
日ごとに役割を入れ替えることでストレスを減らしました。
夜泣き対応は母乳育児だったため妻が中心でした。
最初の1週間は生活リズムを整えるのに苦労しましたが、
慣れてくるとルーティンができ、自然と家族全体のペースが安定していきました。
後半は外出にも慣れ、車で1時間程度の水族館や遊園地などにも足を伸ばしました。
平日は人が少なく、チケットも安く、まさに「育休の特権」。
温泉旅館にも行き、久々の家族旅行に妻もとても喜んでいました。
育休を取ってよかったこと
一番よかったのは、子どもの成長を間近で感じられたことです。
次男の表情や動きの変化はもちろん、長男が新しい言葉を話したり、公園の遊具を自分で使えるようになったりと、毎日小さな成長を見届けることができました。
仕事をしていると、つい頭の中が仕事モードになり、
子どもと接していても「ちゃんと見れていなかった」と感じることがあります。
しかし、育休中は完全に仕事から離れられたことで、子どもに100%の意識を向けられたのが本当に大きかったです。
また、料理や掃除、洗濯など、日々の家事スキルも格段に上達しました。
一人暮らしの頃と違い、「誰かのためにやる家事」には想像以上のやりがいがありました。
育休後半には妻から「本当に助かった」と言われ、その一言が何よりの励みでした。
予防接種の予診票の記入や病院の予約など、これまで気づかなかった細かいタスクも経験し、「普段の育児には、こんなにも細やかな手間があるんだ」と実感できたことも良かったです。
細かい育児を知ることで妻への感謝の気持ちがより一層強まりました。
大変だったこと・課題
育休中で一番苦労したのは、家事や育児の考え方の違いでした。
自分なりに工夫して頑張っても、妻から見ると非効率に感じる部分があったり、
逆に自分が指摘してしまい、少し気まずくなることも。
幸い、夫婦仲はもともと悪くないので大事には至りませんでしたが、注意が必要です。
お互いに完璧を求めず、「それぞれのやり方を尊重する」ことの難しさを学びました。
また、金銭面の課題はやはり現実的です。
給与については、育休中は基本給が0円扱いでした。
住民税や年金などの控除だけが残るため、給与明細がなんとマイナスになりました。
クレジットカードの引き落としや家賃など固定費はそのまま発生するため、
「思ったより資金繰りが厳しいな」と感じたのを覚えています。
育児休業給付金の支給には数か月かかることが多く、時間を要します。
額も思ったより少ないため、長期取得を考える際には生活費の計画が欠かせません。
少なくとも2か月分くらいの余剰資金は用意しておく必要があるかと思います。
復職して感じた変化
復職当日は多少の緊張がありましたが、職場の仲間が温かく迎えてくれたおかげでスムーズに復帰できました。
業務の中には一時的に滞っているものもありましたが、周囲のメンバーがしっかりとカバーしてくれており、大きな問題にはなりませんでした。
復職して一番感じたのは、**「周囲に頼ることの重要性」**です。
以前は「自分がやらなければ」と抱え込みがちでしたが、育休中に「人に任せてもうまく回る」という経験を通して、頼ることはチームを信頼することだと気づきました。
復職後は、周囲に仕事を振る姿勢を意識するようになり、結果的にチーム全体の効率もより良くなったと感じています。
「任せる」「頼る」という選択が、自分にも職場にも良い変化をもたらしてくれました。
これから育休を取る人へのアドバイス
まず意識してほしいのは、**「育休は自分の休みではない」**ということ。
これは「妻を支える期間」だと強く意識してほしいです。
妻の負担を減らすことを最優先に動く――これが、育休を円満に過ごす最大のポイントだと感じました。
会社の先輩からも「育休中は妻のサポートに徹するべき」とアドバイスを受けていましたが、本当にその通りでした。
また、家事のやり方は妻の意見を尊重するのが大切です。
急に自分流を持ち込むとトラブルのもとになります。仕事でも同じかもですね。
意見は伝えつつも、最終的には妻のやり方を尊重する姿勢が、家庭の平和を守ります。
そして意外に大事なのが安全面です。
私自身、育休を全うしようと張り切った矢先に料理中に包丁で指を切り、病院に行く羽目になりました。
「手伝うつもりが、かえって妻に負担をかけてしまう」という反省を、身をもって経験しました。
まとめ
育休を通して感じたのは、これは単なる「休暇」ではなく、
家族の絆を深めるための時間だということです。
当初は「妻のフォロー」のつもりでしたが、実際には
子どもの成長を間近で見守り、家事や育児を共にこなすことで、家族としての一体感をより強く感じられる期間になりました。
また、仕事から離れたことで、ワークライフバランスのあり方を見直すきっかけにもなりました。
復職後の自分の働き方や、家族との関わり方にも良い影響を与えたと感じています。
まだまだ男性が育休を取りにくい職場も多いですが、一人が勇気を出して取得することで、次の人が取りやすくなる環境が広がっていくはずです。
経験者として、これから育休を考えている方に伝えたいのは――
**「迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしい」**ということです。
その一歩が、家族にとっても、自分にとっても、確実に大きな意味を持つはずですよ!

