
忙しい日々の中、毎日料理を作ろうとすると大変ですよね~
そんな負担を少しでも減らせないかとと思い、アイリスオーヤマの電気圧力鍋を導入しました!
他機種との比較や実際に使用してみて感じた良い点・気になる点も含めて紹介しますので、購入を検討している方の参考になればと思います。
アイリスオーヤマ「PMPC-MB3」とは?
今回購入した製品はアイリスオーヤマから発売されている「PMPC-MB3」という3.0Lサイズの電気圧力鍋です。
自動調理機能が付いており、ボタンひとつで圧力調理・無水調理・スロー調理が可能で、毎日のごはんづくりを大幅に簡略化できます。
アイリスオーヤマからは他にも電気圧力鍋が発売されており、自動調理機能のレシピ数や操作画面の違いなどでより安価な「PC-MB3」やカラーの違いで「KPC-MB3」といった類似機種があります。
以下に他機種との比較も含めて仕様をまとめていますので参考にしてください。
型式 | PMPC-MB3 | KPC-MB3 | PC-MB3 |
価格目安(税込) | 15,800円 | 21,780円 | 14,800円 |
容量 | 3.0L(2~3人向け) | ||
無水調理 | ○ | ||
炊飯対応 | ○(白米4合/玄米4合) | ||
予約調理 | ○(最大12時間) | ||
保温機能 | ○(最大12時間) | ||
最大圧力 | 70kPa | ||
操作画面 | 液晶ディスプレイ 搭載 | 液晶ディスプレイ 非搭載 | |
自動レシピ数 | 108種類 | 6種類 | |
サイズ(約) | 30×30.1×22.4cm | 30×28.8×22.4cm | |
重量 | 約3.9kg | ||
カラー | アイボリー/グレー | グリーン | グレー |
付属品 | 白米用計量カップ、蒸しプレート、電源コード、レシピブック |
機種ごとの主な特徴に関してまとめました。
容量
今回は容量が3L(2~3人向け)のタイプで比較しています。炊飯容量で言うと4合ですね。
それぞれ容量違いのモデルもあり、2.2L(1~2人向け)と4.0L(3~5人向け)のタイプがあります。家族構成や使用環境に合わせて選択が可能です。
ただ、容量が変わると自動調理が可能なメニュー数も変わるようで4Lタイプで90種類、2Lタイプだと69種類まで減ってしまいます。
自動調理機能にこだわりがある方は注意が必要です。
操作画面
安価なエントリーモデルの「PC-MB3」は液晶ディスプレイが搭載されておらず、シンプルなハードボタンでの操作方式となっています。
一方で、それ以外の「PMPC-MB3/KPC-MB3」に関しては液晶表示に加えて、ダイヤルボタンが付いています。液晶を見ながら、ダイヤルで操作する形ですね。
自動レシピ数
一番の大きな違いが自動調理可能なレシピ数だと思います。
「PMPC-MB3/KPC-MB3」に関しては108種類あるのに対して、「PC-MB3」に関しては6種類とかなり少なめです。
圧力鍋のスペックとしては3機種でほとんど同じなので、手動操作であれば調理自体可能だと思います。実際に手動のレシピも公開されており、そちらは80種類はあるようでした。
調理時に細かい設定をするのが手間に感じる方は自動調理数の多い「PMPC-MB3/KPC-MB3」を選択する方が良いかと思います。
カラーバリエーション
カラーバリエーションも機種によって異なるのですが、「PMPC-MB3」はグレーとアイボリーの2色、「KPC‐MB3」がグリーン、「PC‐MB3」がグレーのカラー展開となっています。
「PMPC-MB3」と「KPC‐MB3」の違いは色だけなので、どうしてもグリーンが欲しい方は「KPC‐MB3」を選ぶ形になるかと思います。
価格
最後に価格に関してですが、エントリークラスの「PC‐MB3」で14800円、上位機種の「PMPC-MB3」が15800円となっています。
自動調理レシピの数が大幅に違うのにも関わらず価格差は1000円程度です。
また「KPC‐MB3」は21780円と最も高価となっています。「PMPC-MB3」との違いはカラーのみなのですが、価格差が7000円近くです。
なので、カラーに特にこだわりが無い限りは、スペック的にも「PMPC-MB3」タイプを選ぶのがおすすめです。
開封レビュー
簡単ですが届いた商品の開封レビューです。
今回は楽天市場で購入したのですが、正規店だったこともあり「IRIS OHYAMA」のロゴが記載された段ボールで届きました。側面には今回購入した「PMPC-MB3」の記載もあります。

箱を開けるとびっくりで、もう一つ段ボールが出てきました(笑)

内段ボールを開けるとやっと商品が出てきます。しっかり発砲スチロールの緩衝材に覆われて入っていました。

本体を取り出した際の印象は「思ったより大きい」といった感じでした。
普通の鍋しか使ってこなかった身としては中々に大きく、重量もずっしりと感じました。

本体以外の付属品としては、専用の電源ケーブル、計量カップ、蒸しプレート、取扱説明書、レシピブックが付属していました。


レシピブックは材料から調理時間、設定方法まで細かく記載されているので、活用することで迷うことなく調理ができるかと思います。

ただ、自動調理が可能な108種類のすべての料理が記載されているわけではなく50種類手程度の代表的なメニューのみでした。
残りはメーカーHPから確認できるようになっています。
実際に使用してみて感じた良い点・気になる点
早速カレーや角煮などいくつか調理を行ってみましたので、使用してみて感じたことを紹介します。
良い点
調理が簡単
やっぱり一番のメリットはこれですね。ボタン一つで調理ができるので、鍋を使用するよりもだいぶ簡単にできます。
材料も切ってそのまま鍋に入れられるので、余計な洗い物が少なくて済みます。
カレーを作るにしても、具材を炒める工程を減らせたり、火も使用しないので放置できたりとかなり簡略化された印象です。
わが家もそうなのですが、特に小さい子供がいる家庭などは「放置できる」というメリットは大きく、その間に子供の相手などができるのでありがたいですね~
自動メニューが豊富
自動メニューが108種類あるのは助かります。
頻繁に使用するメニューは限られてくるかとは思いますが、ちょっといつもと違う料理に挑戦したい時にも、材料を入れてレシピを選ぶだけなので、だいぶハードルが下がるかと思います。
レシピを見ていても パエリア や トムヤムクン など料理下手では普段扱わないようなものもあり、いつかトライしてみようと思いました。
便利なナベ調理モード
手動調理モードになべとして加熱しながら調理できる機能があります。
自動メニューで調理した後にもっと煮込みたい時など簡単に対応できます。
思っていたよりも水分量が多かった時など、自分好みの濃さに調整できるので便利ですね。
私も最初にカレーを作ったのですが思っていたよりも煮詰まっていなかったので早速活用しました!
予約・保温機能で食事時間が自由に
最大12時間の予約設定機能&保温も最大12時間の対応が可能です。
出勤前にセットして帰宅後にアツアツのごはんが食べられますし、夜遅く帰る家族にも温かいまま提供が可能です。
操作が直感的でわかりやすい
液晶ディスプレイは文字も大きく意外と見やすいです。
設定もシンプルなのでちまちまと細かい設定をする必要が無いので扱いやすいです。
機械の操作が苦手な方でも安心して使用できるかと思います。

安全面が高く、小さな子どもがいても安心
圧力鍋というと「爆発が怖い」と思う方もいますが、自動で圧力制御・ロック構造付きなので安心です。
火を使わないため、やけどや火災の心配もほぼありません。
ちょうど良い容量感
3.0Lサイズは2〜3人向けですが、小さい子供2人の4人家族では十分な容量でした。
また、実家が2世帯住宅で6人家族なのですが、そこでは4.0Lサイズで特に問題なく運用できています。5人家族以降から4.0Lタイプがおススメかと思います。
選べる容量も家族構成にマッチしたバランスの良い容量感だと思いました。
デザインがシンプルでキッチンになじむ
アイリスオーヤマらしいマットな質感と丸みのあるデザインです。
機能面とは直接関係ないですが、キッチンでも違和感なく配置できると思います。
気になる点
サイズが大きい
若干サイズが大きくキッチンの置き場に困りました。
使用するタイミングで都度取り出す運用も考えたのですが、毎回ケーブルを差し込んだり、重量もそこそこあるので準備するのが手間でやめました。
本体はどうにか常設できる位置を確保して配置したのですが、蓋のサイズも中々に大きいので、未だに調理後の蓋の置き場所には困っています。。。
キッチン周りのスペースが少ない方は事前に確認しておいた方が良いかと思います。
内釜やパーツの洗浄がやや手間
内釜・蓋パッキン・圧力弁など、毎回の洗浄が必要なパーツが複数あり、最初は手間に感じました。
ただ、慣れれば数分で完了しますし、食洗機対応パーツも多いです。
圧力解除に時間がかかる
圧力調理後は安全のため自動で減圧しますが、これに時間がかかることがあります。
「すぐに食べたい」という時は少しもどかしく感じるかもしれません。
実際カレーを作る際もレシピ上の調理時間は1時間10分となっているので、レシピによっては実際に調理する場合とトータル時間はあまり変わらない場合もあります。
レシピブックの味付けがやや薄い
圧力鍋の本質とは異なりますが、付属のレシピブック通りに作ると、やや薄めの味になることがあります。
ネットで転がっているレシピサイトの情報と比較しても若干水分量が多い傾向にありました。
初めてトライするレシピは1回目でおいしく仕上げるのは難しいかもなので、慣れてきたら自分好みに調味料を調整するのがおすすめです。
まとめ
アイリスオーヤマの電気圧力鍋「PMPC-MB3」を紹介しました。
少しサイズが大きいなどデメリットもいくつかありますが、色々な種類の料理を簡単に調理ができるのでとても便利な電気圧力鍋です。
特に小さなお子さんがいる場合や夫婦共働きの家庭など、毎日の料理を楽にしたい方におすすめです。
電気圧力鍋デビューにも最適な1台だと思いますので、圧力鍋の導入に迷っている方はぜひ参考にしていただけたらと思います。