【コンパクトに畳めるベビーベッド】Aprica ココネルエアー AB 実使用レビュー 上位機種との違いは?

Aprica ココネルエアー AB
Hamacoffee
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Apricaのベビーベッド「ココネルエアーAB」を購入しました。

コンパクトに折りたためるので帰省や旅行先でも使用できるおススメのベッドです.

使用していて感じる良い点/気になる点も紹介しますので、ベビーベッド選びに悩んでいる方は参考にしていただけたらと思います。

購入の背景

先日第2子が生まれたのですが、里帰り出産だったので実家用に新しくベビーベッドが必要になりました。

普段生活している自宅には一人目の時に使用したベビーベッドがあるのですが、木製の組み立て式のベッドだったので実家まで運ぶのが難しく、新しくベビーベッドの購入を検討し始めました。

色々探していたのですが、出産後~自宅に戻ってくるまでの数か月のみの使用を想定していたので、あまりお金をかけたくなく、たまたまジモティーで安価に出品されていたので購入しました。

ちなみにですが、実家が2階建てということもあり、1階/2階それぞれにベビーベッドが必要でした。

2台購入するのが大変だったので1台はベビーベッドのレンタルを行っている会社があり、そこでレンタルしました。

レンタル費用はベッド本体とマットで2か月で11,000円でした。

基本仕様

ココネルエアーABの基本的な仕様をまとめました。

Apricaのココネルエアーシリーズは他にもいくつか種類があるのでそれとの比較としてまとめています。

今回購入したココネルエアーABは標準的なタイプでPlusやLuxeといったタイプが上位機種になります。

品名ココネルエアーABココネルエアーAB PlusココネルエアーAB Luxe
価格税込 29,700円税込 36,300円税込38,500円
使用期間新生児(体重2.5kg)~24カ月(体重13kg)まで
上段:新生児~つかまり立ちできる頃(概ね生後5カ月)
下段:つかまり立ちできる頃(概ね生後5カ月)~ 24カ月まで
サイズ開:W1052×D704×H951(mm)
閉:W260×260×H951(mm)
重さ14.5kg ※収納袋を除く13.0kg
※ 収納袋を除く
カラー2色
グレーベアー
ホワイトグレー
2色
グレー
ホワイトベージュ
1色
ナチュラルベージュ
発売2021年10月2024年12月
主な違い標準のシルキーエアーマット
丸洗い不可
肌にやさしい清潔マット
取り外して丸洗い可
吸水速乾マット
取り外して丸洗い可
備考PSCマーク取得品
製品安全協会乳幼児用ベッドSG合格品

価格感

価格に関しては標準タイプのABが一番安価で3万程度で購入できます。最上位のLuxeとは1万円弱の金額差です。

メーカーの小売り希望価格なので、Amazonや楽天などでは3種類とも、もう少し安価で購入できます。

私は今回ジモティーで中古品を購入したのですが、7000円とだいぶ安く購入できました。

メルカリなどでも出ていますので、新品にこだわらない方は探してみてください。

使用期間

使用期間は3種類とも同じで、新生児(体重2.5kg)~24カ月(体重13kg)までとなっています。

ココネルエアーシリーズはベッドの高さを2段階で変更できる仕様となっており、子供の成長に合わせて変えることができます。

つかまり立ちができるようになる時期を目安にベッドの高さを下段に変更することで、24か月までの使用が可能です。

ただ、実使用として2歳までこのベッドの中に子供を入れるかと言われると微妙な気がしました。

2歳児になるとかなり行動もアグレッシブになるので(笑)せいぜい1歳くらいまでですかね~

サイズ

サイズは3種類で共通です。実際に組み立ててみましたが、ベッドの広さもそこそこなので新生児~乳児くらいまでは問題なく使用できると思います。

ココネルエアーシリーズの一番のメリットですが、畳んだ時のサイズがとてもコンパクトになるのでここはありがたいポイントです。

専用の収納袋もあるので、綺麗に収められます。使用しなくなっても自宅のクローゼットなどで管理しやすいので助かります。

以前購入した木製の組み立てタイプのベビーベッドはバラバラにすると収納が大変で苦労しました。。。

重量

重量は標準タイプのABとAB Plusが14.5㎏で最上位タイプのAB Luxeが13㎏と若干の軽量化が図られています。持ち運びの機会が多い方など軽量化はありがたいですね。

とはいえ、標準タイプのABを実際に持ってみましたが、なかなかずっしり来る重さではありました。

ただ、家から車までの移動や1階から2階への移動など、そのくらいは全然問題ないレベルなので女性でも持ち運び可能だと思います。

ベッドを組み立てた状態でも、キャスターが付いているので重量は気にならずに移動できます。

カラー

色はABとAB Plusが2色展開、AB Luxeが1色のみとなっているのですが、色自体は3種類でそれぞれ異なります。

自宅に合わせて選べるのでありがたいですね。

その他の3種類の違い

前述した以外の3種類の主な違いはマットの種類や丸洗いの可否があります。

標準タイプのABはマットの丸洗いができない仕様になっているのですが、AB PulsやAB Luxeはマットが取り外し可能で丸洗いできるようになっています。

マメに清掃ができるので、肌トラブルの原因となる汗や雑菌から赤ちゃんを守れます。

さらに一番新しいAB Luxeではマットの種類も変更されており「吸水・速乾」機能が向上しているようです。

金額差もあるのでここら辺の違いを加味してどれを選ぶか検討したいですね。

組み立て

購入したベッドを実際に組み立ててみました。

専用の袋に入るとやっぱりかなりコンパクトな印象です。使用しなくなった時の片付けも楽ですね。

中身は フレーム本体・マット・側面の補強板・アルミパイプ が入っていました。

最初に側面の補強板を組み合わせて2つにします。

それをマットの長手方向側の側面に通します。

その後マットの背面側にアルミのパイプを通します。
(写真では右側のパイプが中央のガイドに通っていないですがしっかり通すのが正解です。)

あとは4隅にあるマジックテープを使用してマットを組み立てます。

フレーム本体は先に前後左右の上枠をカチッと音が鳴るまで広げてから全体を広げます。

最初はわからずに全体を広げてから上枠を固定しようとしたのですが、先に上枠から広げないとロックが機能しないようでうまく組み立てられませんでした。気を付けてください。

最後にマットをフレーム本体に入れて、四隅にあるコーナーにフックを引っかけます。

マットはフレームの内側のマジックテープと取り付くようになっているので、位置を合わせて取り付ければ完成です。

フックで引っかけているだけの固定ですが意外としっかりしており、マットが落ちるようなことは無さそうです。

初回の組み立てはちょっと考えましたが慣れれば簡単だと思います。

ありがちな木製のボルト組み立て式のベッドと比較すると簡単なので女性でも簡単に組み立てできると思います。

ちなみに組み立て方法はマットの背面に書かれているのでいちいち取説を探さなくても良くなっています。細かい部分ですがGoodポイントですね。

使用していて感じる良い点/気になる点

良い点

収納時にコンパクト

折り畳んだ時にコンパクトになるので、使用しなくなった際の管理が楽なのはありがたいです。

一人目が生まれてからベビーベッドを使用しなくなっても、「2人目がどうなるかな~?」とか「他に誰か使用する人がいるかな~?」とか考えると中々処分できず、結果として自宅のクローゼットを圧迫することが多いかと思います。

そんな時にサイズがコンパクトだと影響が少なくて済むので助かりますね。

側面のフレームが下げれる

前面のフレームだけですが、マットの高さくらいまで下げることができます。

赤ちゃんの乗せ降ろしやおむつ替えなどの際に作業しやすくなるので便利です。

メッシュだから様子が見れる

ベッド側面がメッシュ素材になっていて、通気性がよく蒸れにくいです。

赤ちゃんの寝姿が外から確認しやすく、ぶつかったりしても硬い柵より安全です。

キャスターが付いている

キャスターが付いているで組み立てた後も移動が楽です。

掃除の際にも簡単に動かせるのでGoodですね。

気になる点

ベッドの下がデッドスペースになる

床板の下は床に近いため、一般的なベビーベッドのようにベッドの下にオムツや荷物を収納できません。

側面のメッシュ部分も開けられないので完全にベッドがデッドスペースになります。

リビング置き用として使用すると少し不便に感じるかもしれないです。

マットが薄め

通気性を優先しているためかマットが比較的薄めなので、長時間寝ることを考えるとちょっと気になります。

必要に応じて追加のマットなどを用意すると良さそうです。

高さ調整は2段階のみ

高さの調整が新生児期は「上段」、つかまり立ち以降は「下段」の2段階だけです。

より細かく高さ調整できるベビーベッドに比べると自由度は低くなっています。

下段にしてしまうとマットまでの距離がだいぶ離れるので、ベビーサークルとしての使用がメインになるかと思います。

まとめ

Apricaのベビーベッド「ココネルエアーAB」に関して紹介しました。

組み立てが簡単でコンパクトに折り畳むこともできるので、外出時の持ち運びや使用しなくなった時の収納性などでメリットの大きいベビーベッドだと思います。

側面がメッシュ素材なので木製のベビーベッドなどと比較するとぶつかった際のリスクも少ないです。

ココネルシリーズで種類もいくつかあるので、機能や色など使用環境にあった種類が選べます。

ワンルームなど、省スペースで使いたい人や実家や旅行先など、持ち運んで使う予定がある人にはおススメですので、ぜひ購入を検討している方は参考にしてください!