
私が愛用しているキーボードの紹介です。
価格は少しお高いですが、安定性がありとても打ちやすい、買って後悔の無いキーボードです!
かれこれ数年使用していて感じる、良い点/悪い点を紹介します。
ロジクール アドバンスド ワイヤレスキーボード KX800 MX KEYSについて
その名の通りですが、ロジクールから発売されているMXシリーズのキーボードになります。
MXシリーズはPC業務をメインに行うプログラマーやクリエイター向けに設計された高性能機器のシリーズです。
キーボード以外にもマウスやウェブカメラなど幅広く扱いがあります。
特に、高い生産性と快適な操作性を追求しており、長時間のデスクワーク作業を効率的に行うための機能が豊富に搭載されています。

今回のキーボードの基本性能をまとめました。
製品名 | MX KEYS KX800 |
発売日 | 2019年9月27日 |
本体サイズ | 430.2mm x 20.5mm x 131.63mm |
本体重量 | 810g |
キー方式 | パンタグラフ式 |
キー配列 | JIS日本語配列 キー数:113キー |
接続方式 | USBレシーバー(2.4GHz) / Bluetooth |
対応OS | Windows, Mac, Chrome OS, Linux, Android, iOS |
価格 | 15,000円 |
主な特徴を次項で紹介します。
良い点(メリット)
極上のタイピング感
まずはタイピング性です。ロジクール独自の「Perfect Strokeキー」によるスムーズで静かな打鍵感です。軽すぎず、重すぎずのちょうど良い抵抗感です。
キーの中央にはくぼみがあり、指にフィットして疲れにくく、打ち間違いも少ないです。
打鍵感の良いキーボードとしてはメカニカル式が主流ですが、そうでないのに満足度が高く、長時間の作業にぴったりです。
↓キーの中央にくぼみがあり打ち間違いを防止してくれます。

高級感あふれるデザイン
アルミ調ボディ+マット仕上げのグレーで高級感のあるデザインとなっています。
重量感があり本体もしっかりした作りになっているので、打鍵時のがたつきもなく安定して作業が可能です。
筐体自体も薄型なのでスタイリッシュでデスク上が洗練された印象になります。
メカニカルキーボードのような厚めのキーボードと比較すると、筐体が薄い分手を反らせる量が少ないので手への負担も少ないです。
カスタムキー&キー配列
基本的な部分ですが、しっかり日本語配列です。Ctrlの位置も左下なので個人的にはありがたいです。
専用のLogi Options+アプリを使用することでよく使う作業をショートカットキーとして割り振ることができます。
カスタムできるキーも多いので、作業の効率化に大いに貢献してくれると思います。

自動バックライト搭載
手を近づけるとセンサーで自動点灯するバックライトが備わっています。
明るさも自動/手動で調整が可能になっており、使用しない時は自動でオフになるのでバッテリー面の心配もありません。
夜遅い時間の作業など、暗い場所でも快適にタイピングできます。
私はあまり暗い部屋で使用しないのですが、そんな方でも常時オフに設定できるのでライトの点灯が気になることはありません。
接続方法
接続方法は付属のワイヤレス レシーバーまたはBluetoothで接続できます。
Bluetoothでも安定していますが、レシーバーもあるのでより安心ですね!
マルチデバイス対応(3台切替)
専用のキーで最大3台の機器と切り替えが可能です。
WindowsだけでなくMacやiPadなどもシームレスに切り替えて操作できます。MACユーザーにもありがたいですね!
パソコンを複数台使用してるわけではないので活用の機会は少ないですが、たまにiPadと繋ぐ際など、切り替えがスムーズなのでストレスなく使用できます。

Flow機能対応(MX Masterマウスと連携)
マウスの操作に応じてキーボードも自動でPCを切り替える「Flow」機能にも対応しています。複数のパソコンをまるで1台のPCのように操作できるようになるようです。
クリップボードを共有することでたとえばWindowsとMacの間でのコピペも簡単にできます。
私はあまり使うタイミングが無いので試せていませんが、人によっては結構便利そうな機能だと思いました。
充電式
USB-TypeCでの充電が可能です。一度充電するとフル充電後で最大10日間の使用可能です。
またバックライトをオフにすることで、最大5ヶ月間の使用が可能なのでバッテリーの持ちも十分です。
充電しながらも使用できるので充電中のロスもありません。
静音性
打鍵音も小さいので音を気にすることなく使用できます。
会社はもちろん、自宅でも家族を気にすることなく作業ができます。
MINIタイプ
点キーレスのミニタイプもあります。利用者の用途に合わせて選択できるのはありがたいですね。
場所を取らず持ち運びたい人は「MX KEYS MINI」がおすすめです。
普段の使い方
私の普段の使用方法としてはネットサーフィンやブログ制作、あと最近はちょっとしたプログラミングの勉強も行っています。
もともと数千円程度の安価なキーボードを使用していたのですが、ちょっとお値段の高いキーボードの実力を見てみたく購入しました。
結果としては大正解で、安価なキーボードやノートパソコンなどと比較して圧倒的に打ちやすく、実際に打ち間違いも減りました。
キーに若干のくぼみがあるのですが、これが意外とポイントでだいぶ打ちやすさが向上していると思っています。
カスタム性も高いので、ロジクールのマウスでもお馴染みですが、Logi Options+アプリを使用することによって、自分好みにキーをカスタマイズできます。必要な機能を割り当てられるので、作業効率も上がっています。
私は画面切り取り機能を良く使用するのでショートカットに登録しています。そんな感じでちょっとした機能をさらに短縮できるのでありがたいです。
気になる点(デメリット)
やや高価
高機能とはいえ1万円超えなので、手軽なワイヤレスキーボードと比べてコストは高めです。
ただ、打鍵感や打ち間違いのロス、作業性を考慮すると高くない商品かと思います。
携帯性は劣る
フルサイズ&約810gと重めで持ち運びには不向きです。
実際に家で使用する際にも小まめに移動するのは手間なのでなるべく動かさずに同じ場所で作業するようにしています。
出先で作業することが多い方など、モバイル用途には不便なので据え置き用として考えた方が良いです。
キー配置に慣れが必要な場合も
Mac/Windows両対応のため、一部記号の位置やショートカットに慣れが必要です(特にMacユーザー)
Windowsユーザーは特に気にする必要はないです。
後継機種 KX800s について
今回私が紹介しているのはKX800という型式になります。
2023年に後継機種が発売されており、KX800sとなっています。変更点はざっくり以下の3点です。
接続方法
現行品が「Unifying レシーバー」に対して、新型が「Logi Bolt USBレシーバー」に変更されています。Logi Boltはより高いセキュリティー性と接続安定性があるようです。
設定キーの変更
一部のキーが「絵文字キー」・「ミュートキー」・「ディクテーションキー」などに変更されています。
カラーバリエーションの追加
もともとグラファイトカラーのみだったのですが、ホワイト基調のタイプが増えました。

以上のように基本性は同じのマイナーチェンジとなっています。
価格も5,000円程度上がっているので、変更機能が気にならない人は旧タイプのKX800でも問題ないかと思います。
まとめ
ロジクールのワイヤレスキーボード KX800 MX KEYSを紹介しました。
商品のレビュー欄でも言われていますがパンタグラフ式キーボードの完成形だと思います。
価格はやや高いですが、打鍵感や作業性など価格以上の満足感が得られるのでおススメのキーボードです。
今の時代は仕事やプライベートでキーボードの使用頻度も高いので、作業性が上がるのはいろいろな効率に大きく影響してくるので重要です。
買い替えの頻度も少ないと思いますので、どうせ買うなら良いものを購入して長く愛用したいですね。
キーボード選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
後継機種のKX800sです。AmazonではまだKX800も販売されていました。